… … …(記事全文5,695文字)トランプは「敵と味方を絶対に忘れない」と評判。敵から受けた攻撃に対しては必ず報復し、味方から受けた恩には必ず報いるということ。不法移民排斥もその一環であり、中間選挙に向けた一歩でもある
◆〔特別情報1〕
トランプ大統領二期目が発足してわずか2週間。新政権のハネムーン期間は100日といわれているが、トランプの快進撃が凄まじい。米国ではいま、ベネズエラの施設に拘束されていた6人の米国人解放されたことが、トランプが果たした最初の功績としてビッグニュースなっているという。
ベネズエラでのマドゥロ大統領は、バイデン政権時代、バイデンからの応援もあって、独裁色を強めて勝手なことをやってきていた。さらに、昨年7月に行われた大統領選挙では、独裁色を強めて来たマドゥロ政権への反発から、事前の出口調査では野党統一候補のエドムンド・ゴンサレスが大幅にリードしていた。ところが、いざ蓋を開けてみるとマドゥロが勝利しており、世界的にも不正選挙の疑惑が高まり、益々国内情勢は混乱を極めていた。そうしたなか、マドゥロ政権を応援してきたバイデンは二期目続投とはならず、トランプ大統領の復権が決まったというのが大雑把な経緯だ。
毎日新聞は2日、「トランプ氏『ベネズエラが不法移民の送還合意』犯罪集団メンバー」という見出しをつけて次のように報道した。
「トランプ米大統領は1日、米国内で拘束したベネズエラ人不法移民の全員を強制送還することでベネズエラ側と合意したと発表した。ベネズエラの国際犯罪集団『トレン・デ・アラグア』のメンバーも含むとし、移送手段を相手国が提供することでも合意したと説明した。自身のソーシャルメディアに投稿した。
これに先立つ1月31日、米国のグレネル大統領特使(特別任務担当)がベネズエラを訪問し、マドゥロ大統領と会談していた。この日の夜にはベネズエラの施設に拘束されていた6人の米国人を連れて帰国した。会談では不法移民の受け入れについても話し合ったとみられる」
この一連の報道について、トランプ大統領のスピーチライターチームのメンバーの一員と連携している外国人記者は、次のように語った。
「グレネル大統領特使は31日、特別機でベネズエラに飛び、マドゥロ大統領夫妻と会った。そのときマドゥロ大統領夫妻は、グレネル大統領特使を前に怯えるように小さくなっていた」
以下、トランプ大統領のスピーチライターチームのメンバーの一員と連携している外国人記者からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)
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