… … …(記事全文4,209文字)日本を代表する財閥に昇りつめた大企業のお家騒動に、注目せざるを得ない状況が起きていた。社史からは、創業家と対立した名社長の名前が抹消されているほど根深い確執は、MSA資金にまで波及か。
◆〔特別情報1〕
財閥にまで昇りつめた大企業の創業家とサラリーマン社長との対立は、想像を絶するものがある。かつて筆者は、ある大手証券会社の著書を執筆したのだが、その焼き直しともいえる本が英国で出版され、その内容を巡って、英国で裁判沙汰となっていた。裁判を起こしたのは、どうやら創業家であったとされ、根深い確執を垣間見たのであった。
そしていま、また日本を代表する財閥に昇りつめた大企業のお家騒動に、注目せざるを得ない状況が起きている。直近の社史からは、創業家と対立した名社長の名前が抹消されているほど根深い確執は、MSA資金にまで波及していたようである。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)