… … …(記事全文3,338文字)国会では「裏金問題」が大詰めを迎えているが、自民党内では概ね終息の目途が立ったとの見方が強く、意識は4月補選に向かっている。「ポスト岸田」は、「女性初の総理」を賭けた「女の戦い」へ幕開けか。
◆〔特別情報1〕
時事通信は15日、「内閣支持16.9%、最低更新 不支持初の6割台―時事世論調査」という見出しをつけて、次にように報道した。
「9~12日に実施した2月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比1.7ポイント減の16.9%となり、発足以来の過去最低を更新した。不支持率は同6.4ポイント増の60.4%で、初めて6割を超えた。支持率は、2012年12月の自民党の政権復帰後で最低。『危険水域』とされる2割台以下は7カ月連続で、直近3カ月は1割台に落ち込む。一方、不支持率が6割台に達するのは安倍内閣の20年5月以来。自民党派閥の裏金事件などが影響したとみられる。」
自民党内部に精通する情報通は、支持率最低更新を受け「岸田は、訪米で演説するようだが、もう政権は危ない」とし、さらに次のように語った。
国会では「裏金問題」が大詰めを迎えているが、自民党内では概ね終息の目途が立ったという見方が強く、意識は4月の補選に向かっている。そして、やはり、というべきだろうか、小池百合子の名前が出始めている。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)