… … …(記事全文5,285文字)トランプはパキスタンセレブ移民の大票田で大統領に就任していた。パキスタン総選挙は、カーン元首相の党が大圧勝。しかし、不正集計により過半数至らずと発表され、全国でデモ決起。パキスタンセレブ移民もカーン熱烈支持。
◆〔特別情報1〕
日本人と比べて、識字率の極めて低いパキスタン国民は、不正と誤魔化しの選挙に立ち向かい蜂起。絶望のなか大変革を起こそうとしている。その余波は、米国大統領選をも動かし始めている。
これは、パキスタン情勢に精通した外国人記者からの特別情報である。
パキスタンの選挙管理委員会は、絶対にカーン元首相の仲間は勝たせまいとして、あの手この手で、妨害していた。カーン元首相の仲間は、さまざまな理由をつけられて逮捕されてしまう候補者が多く、裁判所も不利になる判決を出していた。選挙期間中、そんなことが続いていたけれども、8日に総選挙は行われた。本当であれば、その日の午後10時には結果が発表されることになっていたけれども、誤魔化しに時間がかかったのか、翌9日の午前10時頃から、少しずつ少しずつ発表され始めた。
12日時点では、全ての選挙区の結果は出ていないものの、カーン元首相のグループの人たちの当選が最もリードしている。ところが、選挙管理委員会は、票を数えるとき、誤魔化し、この票は間違っているなどと強引に不正操作。ナワーズ・シャリーフ元首相の党は、実際には23人しか当選できず、一方のカーン元首相のグループは176議席を獲得していたにも関わらず、選挙管理委員会はシャリーフ側が23議席を75議席獲得、カーン側が178議席獲得を103議席と発表とした。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)