… … …(記事全文3,605文字)「賽(さい)は投げられた」自民党議員を支援してきた旧統一教会の信者たちは、完全に、岸田潰しに舵を切った。「信教の自由を脅かされた」とする50億円近くの損害賠償請求の準備が進められているという。
◆〔特別情報1〕
朝日新聞は9日、「盛山文科相、辞任を否定『行動をご覧いただき、ご信頼いただければ』」という見出しで、次のように報道した。
「 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点が指摘される盛山正仁文部科学相は、9日の閣議後の記者会見で『職責にしっかり対応していく』と述べ、自ら閣僚を辞任しない考えを示した。
(中略)
会見で記者から、宗教法人を所管する閣僚としてふさわしいか問われた盛山氏は『旧統一教会とは関係を絶ったと明言している』とし、『少なくとも昨年9月の就任以来、旧統一教会に対する解散命令請求そのほか、しっかりと対応しており、そういった私の行動をご覧いただいて、ご信頼いただければ』と話した。」
要するに盛山文科相は、選挙のときは支援が必要で関係を持ったけれども、選挙が終わった後は、都合が悪いので関係を断ったと明言したわけだ。これほど身勝手な話はない。旧統一教会からの支援がなければ、恐らく当選しておらず、つまり、いまの大臣ポストへの就任もなかったのである。まさに、「掌返し」により、「賽は投げられた」という。これは旧統一教会の元信者で、教会内部に精通する情報通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)