… … …(記事全文4,922文字)米国、中国、日本の各首脳会談の共通のテーマは、東シナ海に眠る世界最大級の海底油田「第七鉱区」問題である。「日韓大陸棚協定」2028年満了を前に、中国が虎視眈々と狙い、米国も参入を画策している
◆〔特別情報1〕
これは国際政治に精通する情報通からの特別情報である。
俄かに中国を巡る国際情勢が変わってきた。米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席がサンフランシスコに到着し、1年ぶりとなる米中首脳会談が開かれようとしている。続いて、日中首脳会談も予定されている。習主席の訪米は実に6年半ぶりだ。また、英国のスナク首相は13日、親中派として知られるキャメロン元首相を外相に起用するという異例の人事を決めた。対中国政策が変わる。だから、首脳会談が開かれる。習近平が、訪米を決めたことが、それを物語っている。有事を想定しているのであれば、習近平は訪米しなかったはずだ。今回の米中と日中、それぞれの首脳会談には共通のテーマがある。それは、中国が虎視眈々と狙っている東シナ海に眠る世界最大級の地下資源、「第七鉱区」の問題である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)