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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第5章 小沢一郎の敵と味方 小沢一郎のマスコミ嫌い

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年7月29日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第5章 小沢一郎の敵と味方 小沢一郎のマスコミ嫌い ───────────────────────────────────  ところで小沢一郎にとって手強い敵がいる。マスコミである。司法・立法・行政に次ぐ、「第四の権力」と呼ばれるマスコミといかに付き合うか。マスコミ嫌いの小沢一郎には、頭が痛い課題である。細川連立政権時代、小沢一郎は、 「記者会見は、政治家としてのサービスだ」  と言って、マスコミから総スカンを食らった苦い経験がある。小沢一郎は、 「マスコミは、おれが言ったとおりのことを書いてくれない。勝手に解釈して事実をひん曲げてしまう」  というやるせないほどの不満がある。いつも頭にきているのだ。それにしても小沢一郎は、マスコミとの付き合い方があまり上手とは言えない。そのためか、通信社の政治部次長から「オフレコ発言」を文藝春秋(平成6年10月号)誌上で暴露されてしまった。この政治部次長は、田中角栄番記者として、田中派を若い時代から担当してきたベテラン記者である。「オフレコ発言」を暴露するのは、記者としてはルール違反なのだが、その禁をあえて犯したのは、小沢一郎からよほど嫌なことをされたからに違いない。少なくとも私は、そう感じた。
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