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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

この一週間で、世界情勢は180度転換した。物乞い外交を続けてきたウクライナに対して、西側諸国は完全にソッポを向いてしまった。そしてキッシンジャー博士が中国を訪問し、習近平国家主席と会談。その目的とは。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年7月21日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この一週間で、世界情勢は180度転換した。物乞い外交を続けてきたウクライナに対して、西側諸国は完全にソッポを向いてしまった。そしてキッシンジャー博士が中国を訪問し、習近平国家主席と会談。その目的とは。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは国際政治情勢の裏側に精通した事情通からの特別情報である。  この一週間で、世界情勢は180度転換した。ウクライナ国境付近に10万人ものロシア部隊が集結、一方のウクライナ側は傭兵を含めて兵士が集まらず、そこで勝負はついてしまった。NATO軍も米軍も、もはや自国防衛を優先し、これ以上の武器弾薬の供与、および派兵は出来ないと判断した。結局、物乞い外交を続けてきたウクライナに対して、西側諸国は完全にソッポを向いてしまったのだ。そうしたなか、キッシンジャー博士が、中国を訪問し、習近平国家主席と会談した。  キッシンジャーが中国へ出向いたのは、ウクライナの戦後処理について話をつけに行った。戦後復興は、米国、日本、中国で行うことになる。要するに、復興利権の調整に行ったということだ。ウクライナとしては日本に復興してもらいたいという意向が強かったが、中国にも参入させることとした。  キッシンジャーの訪中の前には、イエレン米財務長官が7月6日から9日まで中国を訪問しており、さらにその前の6月18日から2日間は、ブリンケン国務長官が中国を訪問している。ブリケンは、冷遇されていたことが話題となっていた。  特にブリンケンの場合は、王毅から呼びつけられての訪中で、王毅からは「米国はウクライナでは失敗し、失敗続きだ。今度は、核を5発持ったイランがイスラエルと戦争を始めようとしている。米国としては、イスラエルの戦争に参戦しないわけにはいかない。そうしたなかで、中国に対して、台湾侵攻するなと言っているけれども、もし中国が台湾侵攻したら、中国に対して対応(攻撃)できるのか」と怒鳴りつけられると、ブリンケンは「できません」と答えて、すごすごと帰って行ったという。  実はいま、いま台湾侵攻に備えるにしても、いまの米国は台湾に渡せる武器がない。それだけウクライナの戦争で、相当に疲弊してしまっているということだ。
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