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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

米国民主党第2のタニマチとしてマネーロンダリング組織だったFTXの破綻は、19世紀末の作られた米国大不況、1913年中央銀行創設、1933年現物ゴールド没収に匹敵する「金融リセット」の発端だ。米国の闇

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年11月18日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国民主党第2のタニマチとしてマネーロンダリング組織だったFTXの破綻は、19世紀末の作られた米国大不況、1913年中央銀行創設、1933年現物ゴールド没収に匹敵する「金融リセット」の発端だ。米国の闇は深い。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。  世界の金融業界は、メルトダウンに向かってまっしぐらだ。ドイツの金融当局は、来る停電によりATMが使えなくなり、日常生活が現金決済になることを想定し、一般市民の銀行取付けに対応するため、現金を大量輸送する計画だ。そして、アメリカでは、毎日毎日出てくる、頭がクラクラするような仮想通貨取引所FTX破綻の詳細だ。19世紀の終わりにあったアメリカの作られた大不況、それに続く1913年の中央銀行の創設、さらには、1933年の現物の金(ゴールド)の没収という一連の事件があったが、FTXはそれに匹敵する「金融リセット」の発端だ。この100年以上、「中央銀行」と自称してきた連邦準備制度がとうとう破綻する、ということだ。  私は、このFTXという取引所については、口座は開設したが、以前2~3回使っただけだし、もともと取引所には何も置かないことにしているので、私は債権者にはならなかった。それで、今回の主役の、パンチパーマみたいな髪の小太りの30才のサム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried:SBF=ユダヤ人の名前)についても、ほとんど知らなかった。ただ、2か月ほど前に、この人物が、仮想通貨業界は「ポンジー・スキーム(金融詐欺の一種)」だと言っているのを独立系経済ニュースで読んで、私はのけぞってしまった。あのセルシウスのマシンスキーだって、そこまでは言わなかった。みんなが口を濁している、仮想通貨業界の大秘密なのだ。SBFはおバカなフロント・マンにすぎない。  FTXが倒産したため、他の取引所やDeFiプラットフォームにも、影響が出ている。すでに、Geminiという双子の兄弟が始めた取引所(フェイスブックは、本当はこの双子が始めたのだが、ザッカーバーグが乗っ取った)、これがFTX倒産で危なくなっていて、取引所にあった顧客の仮想通貨の流出が止まらない。また、前から噂があったが、アジア系のHuobiやKuCoinという取引所もダメかもしれない。アメリカ大手のCoinbaseやKrakenは、監査などがしっかりしていて、資産はある、という話だが、どうだろう。また、DeFiプラットフォームでは、BlokFiというのが、非常に高利子を払っていて、資金はどこから出ているのか、常々不審に思われていたが(当然ながら、ポンジー・スキームだ)、やはり危ないらしい。FTXと同じように、スポーツ・マーケティングなどを派手に始めたCrypto.comというプラットフォームも、FTXに続きそうだ。現物の金(ゴールド)の裏付けのある仮想通貨として、Pax Gold (PAXG)というのがあるが、これはGeminiの商品だ。ということは、このPAXGも霧散するのだろうか。FTXの流動資産には、ロビンフッドへの投資とともに、このPAXGも入っていた。FTXの準流動資産の欄は、「もう処分してなきゃダメでしょ」みたいなコイン・トークンが並んでいて、実質の価値はゼロだ。ついでに言うと、2‐3週間前にシンガポールにある団体が解散を通知してきた。イーサリウムのブロックチェーンで初めてデビューしたコインだったDigixというのが、現物の金(ゴールド)の裏付けのある仮想通貨としてDigix Goldを出していたのだが、その運営主体であるDigixが、ひっそりと組織を解体した。私は、仮想通貨にレバレッジをかけた商品が出始めた頃から、この業界はまずいことになると思っていて、2020年前後に、保有コイン/トークンの多くを処分した。しかし、今回のFTX倒産で資産が消えた顧客は数百万人だ。確か、日本でも、Quoineという取引所(ハーバードMBAの英語をペラペラしゃべる社長さんがあちこちのコンファレンスに登場していた)を買収して、日本法人を作っているはずなので、日本でも被害者はこれから沢山出てくるのではないだろうか。しかも、FTX関連のデリバティブ取引所の破綻が次第に明らかになるはずなので、FTXは金融史上最大の詐欺事件になるだろう。リーマンよりはるかに大規模な事件になる。バイナンスという世界最大の仮想通貨取引所が、FTX救済を考えたが、デューデリジェンスをちょっとやっただけで、放り出してしまった。 ◆〔特別情報2〕  アメリカにも監督当局は、一本化はされていないものの、一応、あったのだが、全く放置してあった。というのは、このFTXは、マネーロンダリングのために作られた組織で、民主党の第2のタニマチだったからだ。しかも、SBFを操っていたダン・フリードバーグ(=ユダヤ人の名前)という筋金入りの金融詐欺の専門家は、全く姿を消している。このフリードバーグは、USDCというステイブル・コインを使ったマネロンをやっている。セレブリティを使ったマーケティングも得意だ。ハリウッド、スポーツ、F1と、華やかなものだ。そして、SBFは、両親がスタンフォード大学の教授。FTXの関連会社のアラメダ・リサーチのトレーダーをやっている、漫画の主人公のようなおかしな顔のガールフレンドのキャロライン・エリソンは、両親がMIT(マサチューセッツ工科大学)の教授。この両名の両親合計4名は、ガチガチの民主党支持、反トランプ派だと言う点が共通している。しかも、キャロラインの母親は、専門がインターネット上でデータを隠蔽する方法だというのだから驚くが、さすが、タイタニック号でアメリカの旧体制の金融家(アスター家、バンダービルド家など)を殺したフィッシャー家の出身だ。アメリカの闇は深い。その他、FTXをめぐる人たちの名前は、まさにオールスターだ。ダボスのクラウス・シュワブもいて、FTXは、World Economic Forumの公式パートナーになっている(クラウスはバリにも出張して、みんなあきれたが、あれは本物ではないだろう)。また、FTX主催のシンポジウムには高額の謝礼につられて、ビル・クリントンとトニー・ブレアも協力している。既に、皆さんもご存じだろうが、アメリカ政府のウクライナへの人道支援・兵器支援の資金が、ウクライナ政府からFTX経由でアメリカに還流し、民主党への献金、民主党候補への選挙資金の献金になったり、アメリカ市民のウクライナへの兵器支援の仮想通貨による義援金が、ウクライナ政府のFTXへの投資物になったり、兵器などは購入していない事件だ(ウクライナ政府は、2月24日直前に仮想通貨を合法化した)。そして、恩恵を受けたのは民主党だけでなく、共和党長老のミッチ・マコネルも250万ドルもらっている。
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