━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年11月10日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 脱炭素議連の会長である甘利明は、南鳥島のレアアースで、ひと山当てて、それを元手に麻生派を引き継ぎ、総理になることを虎視眈々と狙っているという。一方、中国富裕層も脱炭素により、日本の山林を買い漁っている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 自民党中枢部に精通する情報通からの特別情報である。 「カーボンニュートラルのための国産バイオ・合成燃料を推進する議員連盟」の会長に就任した甘利明は、麻生太郎副総裁の引退を待って、麻生派の乗っ取りを虎視眈々と狙っている。南鳥島の「レアアース」で、ひと山当てて、それを元手に麻生派を引き継ぎ(乗っ取り?)、自らが総理になることを虎視眈々と狙っているらしい。日本製の半導体チップは他国のものと比べてモノが違うと、世界で評価されており、特に中国が日本製を欲しがっている。甘利は、台湾政府と組んで台湾TSMC工場を長崎に誘致するのに成功した。そこで製造した次世代型半導体チップを、台湾経由で中国に輸出することになっているという。台湾側からは140兆円準備されており、日本に10カ所もの工場をつくることを計画している。南鳥島のレアアースは格別に質が高く、埋蔵量も半端なく、1000年採掘しても枯渇しないとまでいわれている。しかも、驚くべきことは、この「脱炭素推進」について甘利は、裏で、 旧統一教会と組んで進めているという。 見えないところで、飛ぶ鳥落とす勢いを見せている甘利だが、近い将来、麻生派を引き継ぎ、同時に総理の座を狙うということまで視野に入れているというから驚きだ。つまりこれは、河野太郎の総理への道を阻むということでもある。 となると、これまで、河野太郎を将来の総理として担ごうと、前回の総裁選でも河野太郎を推していた菅義偉前首相の動向が気になるところだ。しかし、どうやら菅は裏で甘利と手を握ったともいわれている。というのも、そもそも菅は首相就任の所信表明演説で「脱炭素」の方針を示したことから、菅こそが「脱炭素」議連の会長に就くべき存在だった。ところが会長ポストを菅は、これまで関係が良かったとはいえない甘利に譲ったのだ。その時から、二人は手を握ったとみられている。 南鳥島のレアアース利権は、安倍・麻生・甘利の3Aで独占しようとしていた巨大利権だ。南鳥島のレアアースは、超高品質なコバルトが主な鉱物であり、コバルトだけでなく他のレアアースも採れる。とりわけコバルトは海底一面にビッシリ広がっている。コバルトは、大容量の蓄電池に活用できるということで、まさに「脱炭素」時代に欠かせない次世代半導体向けのレアアースとなることは間違いない。ところが、「脱炭素推進」に欠かせないレアアース「コバルト」が1000年も採掘できるといわれている南鳥島3A(安倍・麻生・甘利)プロジェクトに、安倍政権後継である菅は、最初から完全に外されていた。菅首相辞任後の総裁選で、菅が安倍・麻生とは別に、河野太郎を推したのは、そうした南鳥島利権における「菅外し」の事情が背景にあった。しかし、結局、河野は総裁選で敗れ、そして岸田政権のなか、安倍は銃弾に倒れた。これにより3Aは甘利と麻生の2Aとなり、南鳥島を取り巻く利権構造は、実質的に半導体知識に精通している甘利が独占する状況となった。… … …(記事全文4,960文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)