━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年10月16日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第1章 経済・社会を建て直す すべては小沢調査会から始まった ─────────────────────────────────── 小沢一郎が、「政治改革」と「政治・軍事大国化」を目指すきっかけとなったのは、湾岸戦争だった。すなわち、事を起こすための「動機」である。そのための理論武装を行ったのが、小沢一郎自らが会長を務めて指揮を取った自民党の「国際社会における日本の役割に関する特別調査会」(別称・小沢調査会)であった。 その成果は、平成五年二月三日、「国際社会における日本の役割―安全保障問題に関する提言―」という形で、公表された。このなかで、小沢調査会は、国際社会での日本の立場や果たすべき役割などを提案している。 小沢一郎は、この握言をベースにして、国連への軍事的貢献に加えて、日本が国際社会で課せられている使命や役割を存分に果たせるようにするための「国内改革」や「政策ビジョン」などを検討した。それをまとめて世に問うたのが、小沢一郎の著書「日本改造計画」だ。 この国内における「政治改革」と国際社会での「政治・軍事大国化」という二本の柱が、小沢一郎が実現しようとしている政治課題である。 小沢一郎は、「明確な使命感」と「強固な目的意識」を持って強力な政治を行おうとしている。それは、実に計画的である。 ならば、果たして小沢一郎はこの日本をどのような「政治・軍事大国」にしようとしているのだろうか。… … …(記事全文2,393文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)