━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年10月14日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第1章 経済・社会を建て直す 地球規模で政策を考える時代の担い手 ─────────────────────────────────── 西郷隆盛をモデルとしている小沢一郎には、人望がある。自民党時代は、最大派閥である竹下派の会長代行を務めた。 米ソの東西冷戦が終焉したいま、国際軍事状況が好転し、平和な国際社会に一歩近づいたという解釈がなされる一方、反対の状況の予測に立つ見方もある。 「いろいろな紛争がある。ボスニアであれ中東であれ、民族紛争がある。ロシアのなかでもある。いまアジアで大きな紛争は起こってないですけど、アジアだっていわゆる政治の組織の違いがいろいろあります。それから経済の発展の度合いが違います。また宗教もものすごく違う。そういう意味では、非常に混乱の不安定な要因がある。軍事的な意味だけでなく、政治的な意味でも非常に不安定です。いままで共産主義が敵ということではっきりしていました。だが、今度は日米間でも、あんたはどう思うんだ、あんたはどうするんだ、問われるような時代です。それだけに日米の信頼関係、協調関係はいまこそ必要だと思います」 むしろ超大国からはめられていたタガが外れたために、対立、紛争が起きやすくなった面がある。小国に核が分散したら、それこそ、局地的な核戦争も十分あり得る。世界は超大国による支配から、群雄割拠の様相すら示しはじめている。 また、食糧の安全保障も気がかりになってくる。日本は、鉱物資源の多くを海外からの輸入に頼っているけれど、食糧も同様である。輸送経路のどこかで、軍事対立や紛争が発生しないという保障はない。 また、環境破壊をどう食い止めて行くか。日本の企業による熱帯雨林の乱伐により、生態系に狂いが出はじめている。無秩序な開発は、もはや禁止され、環境を建設して行くような新しい市場原理や事業展開の仕方が求められているのだ。… … …(記事全文1,339文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)