━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年10月12日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ウクライナ戦争の前線はNATOとロシアの対決になっている。NATOと言っても、主として、ポーランドとイギリス。その他も「傭兵」という名目で入っている。この戦争が終わる時には、金銀は大高騰している。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報のつづきである。 ロシア国内では、新年イベント(花火大会など。ヨーロッパでは花火は冬の景観だ)の中止を発表したり、中止を検討する都市が出てきた。動員に合わせて「自粛」して、その余った予算は、動員兵士の家族への支援に使おうという意図だ。しかし、それに対して、ロシア防衛省は、「新年イベント中止の決定は、時期尚早なので、待つように」と発表している。年内にはウクライナ勝利という意味だろうか。今回動員された元兵士は、一部の即戦力を除き、大多数がまだ訓練中だ。昔の勘がすぐには戻らないらしく、ライフルの装弾からやり直しだ。今までに、動員対象が30万人のところ、20万人が登録した。それに加えて、ロシア防衛省が作ったウェブサイトから、対象外の人も志願できるのだが、それに応募したのが7万人。そして、外国人の義勇兵も1年在籍すればロシア市民権を授与するという特別待遇措置を発表している。(ベトナム戦争に参加してアメリカ市民権を得た韓国人のようなものだ。) 部分的動員の発表とともに、多数の若い人たちが将来ありうる総動員を恐れて、近隣諸国に逃げた(数万人程度だ)。先週は、アラスカに属する島にボートで渡った人も二人いる。(これから大混乱に陥るアメリカに亡命してバカだと思う。)それとともに、今回の動員の対象者で兵役忌避で外国に逃げた人もいて、逃亡先の一つであるカザフスタンなど、すでに5人をロシアに送還している。その一方、ロシア傭兵会社のワグネルは、時間はかかったが、着実にバハムートを陥落させている。傭兵へのご褒美は、純金のメダルだ。留守の家族の所に送るのだと思うが、この戦争が終わる時には、金銀は大高騰しているので、とても価値が出る。ワグネルはなかなかしゃれたことをする。 ◆〔特別情報3〕 それで、前線はNATOとロシアの対決になっている。NATOと言っても、主として、ポーランドとイギリス。その他も「傭兵」という名目で入っている。以前から、重火器の取扱いのインストラクターとしてNATO軍が張り付いていたが、もう完全に大っぴらになっている。ウクライナ軍は今回の大反攻に際して、戦車などに十字の印をかいていて、これがナチスの鉄十字のつもりなのだ。しかし、NATOのストルテンベルグは、実はKGBの学校で学んでいる。CIAと同じで、一度足を踏み入れたら、抜けられないのがこの世界。一般人にはよくわからない。ストルテンベルグはすでに拘束されており、グリーンランドのツーレ基地か、キューバのグアンタナモ基地にいると思うが、代役を劇場で動かしているのは、正義の味方軍なので、安心していよう。また、ドンバス2共和国とザポロージェ、ヘルソンは、併合後はロシア領なので、やられたらやり返すと、ロシアの現政権は言うのだが、それでは、6月頃から頻繁になったロシア国内へのウクライナの攻撃は一体何だったのか。ビエロゴロドやクリミアは、度々、軍事施設(司令部、軍港、弾薬庫など)も一般の市街地区も攻撃されている。モスクワ号だって沈められた。それでも反撃しないロシア軍は、欧米基準では薄ノロとしか考えられず、完全になめられている。ロシア国民も、最近は、不満が噴出している。ウクライナ国内の鉄道を爆撃しないので、西側兵器は素通りだし、発電、水道などのインフラも破壊していない。ウクライナ西部・中部の中枢機能は、ほとんど手をつけていない。キエフ地区の軍事施設の爆撃をやっと始めたが、キエフ市民はまだ平和時と同じ生活だ(時々、空襲警報がなるようになったが)。こうしたことに、ロシア国民は非常に不満に思っている。ラーピンやゲラシーモフを始めとする、現在の軍組織の腐敗した部分を、国民の目にも明らかにする、という目的なんだろうが、それにしても、市民の犠牲が大きすぎる。ハリコフ撤退の時だって、浮足立ったロシア兵に対し、ドニエツク共和国の人民軍は、今まで、絶対に撤退しなかったのに、ロシアからの司令で仕方なく撤退だ。こうした中で、チェチンのカディーロフは状況判断を的確に行い、正論を言うというので、ロシア大統領待望論まで出ている。 ◆〔特別情報3〕… … …(記事全文4,073文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)