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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

安倍元首相「国葬」が終わり、自民党内は総裁選になるかもしれないと騒めき始めている。統一教会問題も収束の目途が立たず、岸田政権では統一地方選挙は戦えないとの地方の声が大きくなり始めている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年9月30日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 安倍元首相「国葬」が終わり、自民党内は総裁選になるかもしれないと騒めき始めている。統一教会問題も収束の目途が立たず、岸田政権では統一地方選挙は戦えないとの地方の声が大きくなり始めている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。  安倍元首相の「国葬」が終わったところで、やはり俄かに自民党内は騒めき始めた。「岸田降ろし」の声により、総裁選になるかもしれないというものだ。涙を誘った弔辞により、復活の呼び声も出てきた菅元首相だが、本人は、再登板のつもりは全くなく、若手を育てたいとの意向だという。岸田首相は、国葬」について国民世論の反対が強まるに従って、最後はやりたくなかった。そのため特に「国葬」にかかる費用についての批判を受けたため、実際に行われた「国葬」では、かなり経費を抑えるものとなっていたようだ。ところがそれがかえって仇となった。会場内のスタッフにはプロと呼べるような人が配備されていなかったらしく、テレビ放映ではわからないところで、進行の支障があちこちで起きて、どこもかしこもドタバタ状態だったという。  海外から要人が来ているにも関わらず、日本語で語られる弔辞に対しての同時通訳も行われていなかったようだ。長丁場のなか、海外からの弔問者はさぞかし苦痛な時間を過ごしたことだっただろう。会場内での献花も、長蛇の列となって、なかなか進まない。それもこれも、最後に岸田首相が経費をケチったからだと、多くの参列者が不満を漏らしていた。最初からケチばかりついていた「国葬」で、当日の進行までもがドタバタと、参加者からも不満続出だったが、唯一、菅前首相の弔辞だけは参加者の涙を誘い、それでなんとか国を挙げての葬儀としての体裁を保ったようだ。ただしそれも、同時通訳がなく、海外からの要人にとってはチンプンカンプンに終わっている。 ◆〔特別情報2〕  自民党内からも安倍元首相「国葬」で不満が募り始め、統一教会の問題も収束の目途が立たず、地方議員からは、このままでは統一地方選挙は戦えないとの声が大きくなり始めて、岸田政権はもう持たないのではないかと思われ始めている。しかし岸田は、解散には踏み切らず、そのまま辞任して総裁選になるのではなかとの見方が出始めている。それはちょうど、第一次安倍政権が短命に終わって、その後、福田政権、麻生政権と、一年ごとに政権が交代していったときと同じことが起きているともいわれている。  そうしたなか、涙を誘った弔辞で株を上げた菅前首相だが、いま水面下では、麻生太郎副総裁との連携を進めているようだ。麻生は菅に対して「手伝ってほしい」ということを言っている。というのも、そもそも麻生派は基盤が弱い。そこへ菅派「勉強会」の立ち上がりを受けて、既に佐藤勉ら4人が麻生派から抜けている。それもあって、麻生としてはなんとしても菅を取り込まないとダメだと確信している。そうしないと、菅は麻生派所属の河野太郎を次の総裁選に再び立ててしまうと思われるからだ。麻生派は、もとは河野派だったという流れからいって、麻生は河野太郎の動向を最も警戒している。麻生が河野を総裁選に推薦して立てるということは、絶対にない。つまり、国民からの人気が高い河野太郎が、麻生派にいる間は、断じて総理・総裁になることはないということになる。
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