━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年6月14日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本を牛耳る者は、世界を牛耳れるという話がある。米国は自国の経済を立ち直らせるために、日本を犠牲にしている。ドル買いは何かというと、円を売ってドルを買い支え、ドル暴落を防いでいる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは中東貿易を手掛ける情報通からの特別情報である。 日本を牛耳る者は、世界を牛耳れるという話がある。日本は何百兆円も何千兆円も稼げる。そんなに稼ぐ国は、日本以外に世界中どこにもない。日本がダントツで稼いでいる。しかし、米国は自国の経済を立ち直らせるために、日本を犠牲にしている。どんどん円を売ってドル買いにシフトさせている。ドル買いは何かというと、ドルの暴落を防いでいる。円を売ってドルを買い支えているということだ。 石油増産を呼び掛ける目的で、今月末にバイデン大統領がサウジアラビアを初訪問するとの報道が出たものの、バイデンはこれについて「まだ決まっていない」と発言。産油国はバイデンの増産圧力に応じるつもりはなく、これに対して米国はサウジアラビアを攻撃すると恫喝している。 ところが、なかなか増産できない背景には、サウジが軍事介入していたイエメンの内戦が関係している。サウジでは、密入国してきたイエメンのフーシ派ゲリラが、トラックに大量のミサイルを積んで石油施設に突っ込んで行ったりするなどのテロが頻発しており、またドローンによる攻撃も相次ぐことから、生産に悪影響を与えている。 またリビアでは、カダフィ独裁政権が崩壊した後、政治勢力が東西に分裂し、2人の首相が立つという異常事態に陥っている。そこにトルコ軍15000人が潜入し、北と南に分かれて待機している。リビア内部で暴動が起きたら攻撃をすることで、トルコ軍が構えているのだ。というのも、北には大きな漁場があり、南にはカダフィが世界に威張っていた大油田がある。精製しなくてもそのまま使えるといわれるほど純度の高い油田で、大化けするといわれている。そしてリビアの西側は革命勢力であり、東はカダフィの実弟が立つ勢力だ。内戦のため延期になってきた大統領選挙が、この20日に行われるといわれ、西側の革命勢力が勝つといわれている。しかし、虎視眈々と軍隊を配備しているトルコとしては、リビアを取り込みたい。トルコ贔屓の議員たちをまとめて議会を握らせ、なんとかリビアをトルコ化したいと狙っている。 ところが、リビアとしては、日本に空港をつくってもらうなど、インフラ整備を日本にしてもらいたいと思っている。カダフィ自慢の油田を担保にして、インフラ整備の資金を捻出し、日本に託したいとまで考えている。日本の外務省としてもリビアに日本大使館を出したいところで、裏ではいろいろと画策しているようだ。… … …(記事全文3,658文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)