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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

山口代表の退任は、実は創価のなかでは「更迭」。ただし体裁を考え「引責辞任」という形を避け、次期代表候補である石井幹事長の名前を言わせた。自公連立に入った亀裂は「家庭内離婚」状態にある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年4月29日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山口代表の退任は、実は創価のなかでは「更迭」。ただし体裁を考え「引責辞任」という形を避け、次期代表候補である石井幹事長の名前を言わせた。自公連立に入った亀裂は「家庭内離婚」状態にある。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、創価・公明の内部情報に詳しい情報通からの特別情報である。  公明党の山口代表は東京都内で行った講演で、次の党代表として石井啓一幹事長がふさわしいと語ったことが報道された。現代表から次期代表の名前が出るというのは、創価・公明としてはこれまでにない異例のケースだ。公明党の役員会議でトップを決めるという手続きをとってきている。しかし、今回は、現代表から次の代表にふさわしい人として名前を出したというのは、初めてのケースであり、なぜそのような異例のケースになったかというと、山口那津男代表の退任を、「引責辞任」という形をとらせたくなかったからだ。いずれにしても、次の参議院選挙の結果がどうであれ、山口の処遇について責任問題にはならない。  今回の公明党代表の後継人事というのは、公明党の問題ではなく、いまの創価学会執行部の思惑で決定したことは間違いない。いくら公明党がいろいろ意向を言ったところで、創価学会執行部がOKを出さなければ、公明は動きようがない。つまり、今回は創価学会が「次は石井だな」と提示した。  山口那津男の代表期間は異常に長かった。就任してから10年余りだ。はっきりいって無能な山口がなぜ長期にわたって代表でいられたのか。それは結局、池田大作名誉会長が、元気であるならばともかく、山口が代表に就任してから、既に意思表示が出来ない状態になっていたため、創価学会としての意思決定が機能されてこなかった結果、山口代表のままズルズルきてしまったということに他ならない。  しかし、ここにきて、「次は石井を」という意思決定が創価からなされたということは、これからは、池田名誉会長が口出しすることは有り得ないということでもある。つまりもう「まだらボケ」状態でもない、発言が出来ない、意思表示の出来ない状況にあるということをはっきりさせたようなもの。寝たきりにあることは確かであり、意識が混濁した状態がずっと続いているだろう。ただし、これは上層部がわかっていることであって、大半の信者たちは気づいていない。当然、疑ってもいない。時期代表として石井の名前が出てきたことについても、大半の信者は、「池田先生が決めたんだな」と思っている。 ◆〔特別情報2〕
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