━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2022年3月29日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国際テロ組織「イスラム国(ISIL)」を米国がつくらせたように、ウクライナには傭兵を送り込んで戦わせている。最終的にウクライナは東西に分断され、東はロシアに、西はネオナチに乗っ取られる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは国際情勢に詳しい情報通からのトップ情報である。 ロシアとウクライナの4回目の停戦交渉がトルコで行われている。しかし、英国がウクライナに対し、約6000発の防衛用ミサイルを新たに供与するとしており、ロイターによると、「ウクライナ兵士・パイロットへの給与支払いやBBCの地域報道を支援するために約3000万ポンド(4000万ドル)を拠出する。」とのことだ。まだ停戦には至らないだろう。ただ、そもそも不可思議なことに、ウクライナはロシアを攻撃していない。隣接する国でありながら、戦場は自国ウクライナのなかだけだ。ロシア国内から物資を運んできている兵站を襲撃すればいいはずだ。ところがやっていない。それをやると、全面戦争になるからだろうけれども、ただもうロシアからの化学兵器部隊はウクライナに入った。 10年戦争という声が出てきているけれども、10年という期間はロシア経済がもたない。それまでには中国、インド、トルコといった国が仲裁に入るだろう。トルコは、NATO加盟国でありながら、最初からロシア寄りだ。NATOはウクライナには援助はしても、参戦したくないと言っている。停戦交渉に先立って、ゼレンスキーは「中立化交渉の準備はある」と言っている。そこは応じる姿勢を示しておかないと、ここで交渉がこじれてしまったら、ロシアに核を使われてしまう。ウクライナが中立化を受け入れた場合、あとはクリミア半島のロシアの主権の承認をどうするかだ。そこで線引きをして、事実上、ウクライナを分断するのであれば、合意に至る。ウクライナは、クリミア半島に兵力を増強してきたため、ロシアにとっては、まさに喉元に銃口を突きつけられているようなもので、最大の危機だった。ロシアは絶対にクリミアの主権について譲歩することはない。 【参考】「英、ウクライナにミサイル6000発追加供与へ 約3000万ポンドも拠出」 March 24, 2022 ロイター https://www.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-arms-idJPKCN2LL07A… … …(記事全文2,657文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)