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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

政界がいま最も戦々恐々としているのは、立憲民主党の動きだ。菅派結成に立憲がどう動くかによって政界が一変する。小沢一郎「不動如山」だが、そういう時の小沢ほど恐ろしい存在はない。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年1月7日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                      政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 政界がいま最も戦々恐々としているのは、立憲民主党の動きだ。菅派結成に立憲がどう動くかによって政界が一変する。小沢一郎「不動如山」だが、そういう時の小沢ほど恐ろしい存在はない。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  昨日の記事に続き本日も、政界の奥の院に深くに精通する事情通からの、以下、極秘情報である。  ここで、政界がいま最も戦々恐々としているのは、立憲民主党の動きだ。菅グループ、二階派、石破グループ、森山派の合流で結成される菅派に、立憲民主党がどう動くかによっては、政界が一変するかもしれない。小沢一郎先生は、動かざること山の如し。しかし、そういう時の小沢一郎ほど自民党にとって恐ろしい存在はない。なぜ自民党は、小沢が怖いかというと、他でもない、何より、共産党を取り込んだからだ。かつて誰も共産党を取り込むことは出来なかった。それを小沢一郎は取り込んだ。その辣腕はすごい。自民党にとってこれほどの脅威はない。「立憲共産党」などと軽口を叩くのが関の山で、普通はその脅威に気づいてない人が大半だが、自民党の重鎮たちは、そのすごさに気づいている。そしてプロの政治家も、共産党の脅威をわかっている。党の綱領から何から、外部と連携などするような、そんなヤワな党ではない。その共産党を野党共闘まで持っていった小沢の力は、剛腕どころではない、時限の違う力であることを証明した。自公にとって、これほどの脅威はない。  共産党の幹部は政権交代のときのために、小沢のもとへ指導を仰ぎに行くという話も聞く。一見、山の如く動かない小沢一郎だが、その恐ろしさを知っている自民党は、とにかく小沢の動きに戦々恐々としている。  小沢が、もし菅が立ち上げる合流派閥と連携したとき、まかりまちがえると自民党は分裂するかもしれない。それに危機感を感じて自公は慌てている。だから、創価・公明が維新を分裂させる切り崩しに出た。松井はもともと、どう転ぶかわからない危うさがあった。松井一郎=古賀誠=岸田首相の構図がある。その構図のなかで、松井は選挙後の「文通費」の問題から始まって、10万円給付のクーポンから、アベノマスクに至るまで、何かと嫌味ともとれる自公への牽制を放ってきた。特に、10万円給付のクーポンについては、「ペナルティーがなければ、年内に10万円を現金で一括支給したい」と発言。この「ペナルティー」発言に創価・公明に火が点いた。これは、松井が本心から思っていることで、しかも維新以外からも「よく言った」とエールを送っていた人がかなりいた。これまで手をつけられなかったことに、松井が敢えて発言をした。そこに自公の、とりわけ公明党が危機感を覚え、とにかく維新の勢力を弱めようと切り崩しにかかり、勢力取り込みを図ったということだ。  ところが、そうこうしている間に、菅前首相が二階派への合流に取り掛かった。90名以上の規模になって、万が一、立憲民主と合同するようなことがあれば、あっけなく政権交代されてしまう。そこに、石破や進次郎たち、自民党の看板を取り込もうと、いま画を描いているところだ。  結集する連中は、みんな安倍一派に対して腹に一物持っている。このままではみんなやられて、冷や飯を食らい続けることになる連中が、団結している。  岸田首相のお友達人事で抜擢された盟友の石原伸晃も、役職に就いた途端に、問題が出て、わずか1週間で内閣官房参与を辞職し、ああいう目に遭って、結局、石原は笑いものになってしまった。当然、安倍たちがマスコミにリークしたことだ。安倍一派にやられたほうはみんな、腸が煮えくり返っている。
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