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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

維新は二つに分裂する。既に仕掛けられ、そのことに松井一郎代表は頭にきている。分裂を仕掛けたのは、創価・公明。維新は近いうちに分裂して、半分くらいの勢力になるだろう。これから政治は面白くなる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年1月6日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 維新は二つに分裂する。既に仕掛けられ、そのことに松井一郎代表は頭にきている。分裂を仕掛けたのは、創価・公明。維新は近いうちに分裂して、半分くらいの勢力になるだろう。これから政治は面白くなる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、政界の奥の院に深くに精通する事情通からの、極秘情報である。 菅前首相は、二階派に森山派、菅グループ、石破グループも加わった派閥を、3月頃を目途に立ち上げると、とうとうテレビで報道された。報道されたということは、合流話は既に整っていることを意味している。菅グループの小泉進次郎が率いる若手グループ20人~30人も加わることとなり、90人規模の大派閥になるだろう。実現すれば、自民党最大派閥である安倍派(清和政策研究会・衆参両議院で94名)と拮抗する勢力となり得る。ちなみに、麻生派(志公会)53名、岸田派(宏池会)43名、茂木派(平成研究会・旧竹下派)53名だ。やはり二階俊博元幹事長が政局を仕掛けている。二階は、安倍・麻生・甘利の3Aが林幹雄を引き抜き、出し抜かせたことに頭にきていた。あんなことをしたら、林もいつか冷や飯を食らうことになるだろう。これで万が一、自民党が割れて、立憲民主と組むようなことになれば、小沢一郎先生が長年目指してきた二大政党制に近づき、政界は大騒動になるところだが、残念ながら、まだ自民党の分裂はないだろう。ただ、維新は二つに分裂する。既に分裂が仕掛けられ、そのことに松井一郎代表は頭にきている。分裂を仕掛けたのは、創価・公明だ。維新は近いうちに分裂して、半分くらいの勢力になるだろう。これは創価・公明の極秘中の極秘情報だ。  20名くらいの国会議員が維新から抜け、それを創価学会が支援し、公明党の別動隊になる。維新の国会議員には、松井代表と折り合いの悪い連中がいる。そこに創価学会が手を出し、分裂を仕掛けた。公明党は先の選挙で票がとれなかったため、相当な危機感を覚えており、維新の不満分子に対してカネを出した。100億円くらいは出したといわれ、今後の支援も約束したという話だ。激怒している松井が反発すれば、松井がつく相手は、自公ではなく野党と組むことになるだろう。実際、松井は激怒している。どうなるかは、参院選前に固まるだろう。  維新から抜けるのは、衆議院で当選した維新の議員から20数名くらいという話だ。衆議院が54議席当選しているので、約半分ほどが抜けることになる。抜ける側に裏から創価・公明がカネを出したといわれ、「松井についていてもしょうがない」と思っている連中が、創価・公明の誘惑になびいた。公明党にしてみれば、当選した議員を取り込めるので、カネを出してでも取り込みたい。最初は公明党の別動隊で、将来的には公明党所属になる話だろう。だから、松井一郎代表は頭にきている。  いまのまま維新の国会議員にいても、松井代表の言いなりのままだが、創価学会が後ろ盾になれば、松井の言いなりになる必要はない。代表といっても大阪市長だ。地方の首長に国会議員がひれ伏す構図に、内心では我慢ならない維新国会議員は多い。しかも、創価の話に乗れば、カネだけでなく学会票もつけてもらえる。松井市長や吉村洋文知事の人気が頼りの維新よりは、強固な組織票が確実にとれる創価支援のほうが、よほどいいと考えている。今回の選挙では、たまたま維新はバブルで議席を増やしたけれども、次も同じように票が集まるとは限らない。頭打ちで、なおかつ松井代表が退任するとなると、今回の選挙のような結果は出ない。しかも、選挙が終わった途端に松井の一言で、国会議員に支払われる10月分の文通費が、党に召し上げられてどこかに寄付するということでもあり、国会議員としては内心面白くなかった。そのジレンマに創価の魔の手が、スッと忍び寄った。 ◆〔特別情報2〕
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