━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 20XX年XX月XX日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 候補者の相次ぐ固辞で調整は難航し、最後は渦中の栗を拾わされるところを、「女は度胸」とチャンスと捉えた芳野友子氏が引き受け、ようやく選出に至った連合会長。野党共闘への対応が注目される。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 連合は6日、東京都内で定期大会を開き、神津里季生会長(65)の後任に、中小製造業などの産業別労働組合(産別)「JAM」出身の芳野友子副会長(55)を選出した。1989年の結成以来、初の女性会長。コロナ禍で雇い止めが相次ぐ中、約704万人の組合員の代表として、男性が占めていた労働運動のかじ取り役を担う。事務局長は相原康伸氏(61)に代わり、日教組の清水秀行氏(62)が官公労系から初めて選ばれた。任期は各2年。(共同) 女性が会長に就任するのも異例ならば、電機や鉄鋼などの大企業の労組からなる主要産別の会長経験者ではないJAM出身者が会長になるのも異例。しかも産別組織の会長を経験していないというのも異例。異例ずくめのはじまりは、候補者届け出の9月22日の期限になっても、会長や事務局長の立候補届け出がないという事態から、やむを得ず、選挙管理委員会が30日まで締め切りを延長するという、これまた異例の事態を経た。期限延長は1989年の連合発足後、初めてだったという。候補者の相次ぐ固辞で調整は難航し、結局、渦中の栗を拾わされるところを、「女は度胸」とばかりにチャンスと捉えた芳野友子氏が立候補を引き受け、ようやく選出に至った。 しかも通例であれば役員推薦委員会での議論20回前後で決まるところを、今回は38回もの議論を経て、難産の結果ようやく候補者が決まったという。 芳野氏は、東京都出身の55歳。1984年高校を卒業後、ミシンメーカー「JUKI」に入社、会社の労働組合の活動に専従で携わるようになった。 前会長の神津里季生氏は、立憲民主党の超大物政治家の政治資金パーティに何度も出席していた。2016年12月、パーティの懇親会において、出席者とともに乾杯の音頭を交わすはずの主役の超大物代議士が、その日に限って秘書に声を掛けられ中座した。しばらくすると、神津会長が会場内に静かに入ってきたのだった。司会者からの紹介などはなく、ただ静かに会場に佇んでいた。どうやら事前のアポイントなしで、いきなり会場に来られて超大物政治家との面会を要望されたものと思われた。以降、超大物政治家の政治資金パーティでは、よく神津会長の顔を見るようになった。登壇されて挨拶の言葉を発するといったことはなかったので、来賓として出席されてはなかったのかもしれない。しかし、寡黙にそして律儀に顔を出される姿から、超大物代議士との関係を大事にしていることだけは感じ取られた。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文4,003文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)