━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年6月22日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米国は9.11アフガニスタン駐留米軍完全撤退ながら、NATOのトルコ軍に残留を要請。一方、米軍撤退後にアフガニスタン進出の機会を狙う中国は、アフガニスタンの鉱物資源を押さえるべく待ち構えている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは中東情勢に詳しい外国人ジャーナリストからのトップ情報である。 バイデン米大統領は25日、アフガニスタンのガニ大統領らをホワイトハウスに招いて駐留米軍撤退に向けての協議をする。米軍はアフガニスタンから9月11日までに完全撤退するといっているが、米軍はタリバンが後ろから攻撃してくるのではないかと恐怖を感じている。それに備えて、カブールにはNATO軍に参加しているトルコ軍に残るよう要請した。これにより今後は、トルコとアフガニスタンの関係が悪化することが考えられる。そうやって米国は、イスラム教の国々の間を仲違いさせようとしており、タリバンとパキスタンの間も、パキスタンの領空の許可を米国が得ることで両国を戦わせようようとしている。トルコに限らず、結局、NATO軍は残ることになるだろう。一方で中国はアフガニスタンに進出しようとしている。アフガニスタンには金鉱山があり、豊富な鉱物資源を押さえようと狙っている。 実際に中国は、カルザイ前政権時代に、首都カブール南東40キロにあるメス・アイナクの銅鉱床開発権を手に入れている。表向きは、アフガニスタンの経済的発展を支援するということになっているけれども、進出してくる中国人は、武器を手にすれば人民解放軍に早変わりする。米軍の撤退後に、中国は思う存分、アフガニスタンの豊富な地下資源を自国へ運びこもうと狙っているし、その経済支援と称したアフガニスタン進出に、ロシアとパキスタンも加わる計画だという。 最近、アフガニスタン軍の幹部20人がタリバンに殺害された。米軍が撤退すると、アフガニスタンでは内戦が激化する。米国は内戦激化を狙って撤退する。タリバンを恐れるアフガニスタン軍の兵士は、どんどんタリバンに寝返っていっている。NATO軍はアフガニスタン軍とともにタリバンと戦うことになる。しかし、そのアフガニスタン軍の兵士は、いまからタリバンに寝返っているということだ。 しかし、撤退の時期を9月11日としているのが不気味だ。 ◆〔特別情報2〕… … …(記事全文3,563文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)