━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2021年6月15日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バイデン大統領はG7サミットで各国に対し、中国と軍事的に戦うことを提案した。しかし、他の国々は「中国といま関係を悪くする必要はない」と難色を示し対中国包囲網の作戦は失敗した。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、中東情勢に詳しい外国人記者からのトップ情報である。 英コーンウォールで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)において、バイデン大統領は「これまで第三世界の発展に、米国がお金を出してきたけれども、これからはG7で出していこう」と提案した。しかし、どこの国も難色を示してバイデン大統領の提案に賛同しなかった。さらにバイデン大統領は、中国と軍事的に戦うことを提案した。しかし、他の国々は「中国といま関係を悪くする必要はない」とほとんどの国がバイデン大統領の提案を蹴った。それについて、米国の尻尾とみられている日本の菅首相の発言は何も伝わってきていない。菅首相は何も言えず、存在すら示せなかったようだ。いずれにしても、バイデン大統領の対中国包囲網の作戦は思惑を外れ失敗、G7でリーダーシップを発揮することはできなかった。 ◆〔特別情報2〕 パキスタンで大きな列車事故があった。BBCは6月7日「パキスタンで列車の衝突事故、少なくとも30人死亡」と題して次のように報道した。 「パキスタン南部シンド州で7日朝、乗客を乗せた列車2編成が衝突し、少なくとも30人が負傷、数十人がけがをした。当局によると、片方の列車が脱線して別の線路に乗り上げた後、その線路を走っていた列車と衝突。衝突された列車は横転した。脱線の原因は明らかになっていない。パキスタンではここ数年、大きな鉄道事故が相次いでいる。パキスタンのイムラン・カーン首相は、事故の報告に「ショックを受けた」と述べ、事故原因の全面的な調査を約束した。」 すぐに米国から、事故のお見舞いの電話がカーン首相のもとかかってきた。ところが、電話をかけてきたのはバイデン大統領ではなく、ハリス副大統領だった。カーン首相は、「大統領がかけてくるならともかく、ハリス副大統領では立場が違う」と言って電話に出なかった。しかし、これがもとで、バイデン大統領は「パキスタン政府を倒してやろう」と怒っていることが想像される。… … …(記事全文2,433文字)
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