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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

国土強靭化で北朝鮮利権を狙う二階俊博幹事長の、知られざる北朝鮮ルートによる訪朝発言の真意は、菅降ろしのためなのか、それとも菅続投のためなのか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年3月23日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国土強靭化で北朝鮮利権を狙う二階俊博幹事長の、知られざる北朝鮮ルートによる訪朝発言の真意は、菅降ろしのためなのか、それとも菅続投のためなのか。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは自民党二階派「志帥会」の重鎮からのトップ情報である。  二階俊博幹事長が「北に行って拉致問題を解決する」と言ったことが報道されていた。しかし、それで自分が総理を狙うなど、二階はそんなことは考えてはいないだろう。「10年若かったら、総理になりたかった」ということは確かに言っていたけれども、あの年で総理になったら、激務と神経疲れですぐに死んでしまう。「菅降ろしで訪朝する」という見方も出ているといわれ、菅首相と二階は昨年末のステーキ会食以降、会っていないという話も出でいるけれども、宿舎で密会しているともいわれている。訪朝の目的は、菅政権を続投させるためだろうと、私は考えている。  米国バイデン政権と中国は習近平指導部の外交トップによる初会談が18日、アラスカ州アンカレジで始まった。米国側はブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官、中国側は外交を統括する楊潔チ政治局委員と王毅外相が出席したわけだが、なかなか面白い。ただ、あんまり米中がガンガン対立していると、蚊帳の人の日本はいいようにされてしまう。楊潔チの発言は本音だろう。(※「アメリカには上から目線で偉そうに中国にものを言う資格はない。中国はその手には乗らない。中国と交渉したければ、相互尊重の基礎を守れ。」など発言は役20分に渡った。)  オリンピック開催中に中国は尖閣に上陸するという話まで出ているようだが、はっきりいって尖閣については、日本がトロイ。モタモタせず、尖閣に住宅を構えて魚の加工の仕事を始めて、日本の本土に向けて売るなどしておかなければだめだ。先手先手でそういうことをしておかないと、負けてしまう。誰も住んでいないから、中国が狙っている。前は人が住んでいたのだから、住まなければダメだ。募集すれば移住する人は出てくるはずだ。それをやらないから、やられ放題。好きにどうぞと言っているようなものだ。 ◆〔特別情報2〕  二階幹事長が総理を狙って訪朝するなどと言ったのは、半分ボケたフリで言ったのではないか。ただ、訪朝するということは本気だろう。二階は金丸信と仲が良かった。実は、金丸の後妻である悦子夫人は、北朝鮮の人で、その繋がりで金丸は訪朝していた。金丸は最初の奥さんとは死別しており、後妻である悦子夫人は、元は芸者で、しかも佐藤栄作の愛人だった。佐藤栄作が総理を目指すときになり、周囲から「総理目指すためには、愛人問題は番記者が面白おかしく書いて都合が悪い。早めに整理しておくべきだ」という忠告を受けて、男やもめとなっていた金丸信にあてがったという、いわば拝領妻ということだった。また、金丸信の次男である信吾(境川カントリー倶楽部 社長)の妻は西松建設の元社長令嬢である。西松建設収賄事件の本丸は、二階だったことは政界では有名な話だ。二階の秘書が自殺しているし、二階自身も心労から顔面神経通を患ったほどだ。その西松建設は北朝鮮との関係が深い。ざっと沿革から拾ってみただけでも、明治42年、南満州鉄道安奉線第8工区延長(南満州鉄道の奉天から満州と朝鮮との国境安東に至る路線)23.4kmを間組と協力関係で施工している。昭和7年には、南満州鉄道の指定請負人に選定されたのを機に満州に出張に所を開設し、南満州鉄道の雄羅線、寧佳線、興寧線、同浦線、虎林線などの工事に携わっている。とりわけ雄羅線第一工区での工事は、満州と北朝鮮を結ぶ3.8kmの長大隧道があり、全山硬質の花崗岩からなる隧道を2年余りで完成させた建設史上に残ると言われる稀代の難工事だったといわれている。昭和8年には朝鮮総督府の支援を受けた日本窒素の長津江水電を設立および長津江発電所建設にも携わり、さらに昭和12年には、構想十余年、朝鮮と満州国との共同事業として始めた中朝国境の大河鴨緑江(おうりょっこう)を締め切る、(当時)東洋一の鴨緑江ダムの建設も手掛けたほど、満州・朝鮮とは古くから深い関わりの歴史を持っている。
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