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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

二階俊博幹事長が「日朝国交正常化推進議員連盟」の会合で、北朝鮮訪問に言及した。拉致被害者を連れ帰り、菅義偉首相を追い落とすとまで言い出した寝業師・二階俊博幹事長の真意とは

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2021年3月22日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 二階俊博幹事長が「日朝国交正常化推進議員連盟」の会合で、北朝鮮訪問に言及した。拉致被害者を連れ帰り、菅義偉首相を追い落とすとまで言い出した寝業師・二階俊博幹事長の真意とは ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは、自民党中枢部に詳しい情報通からのトップ情報である。  自民党の二階俊博幹事長が10日、3年ぶりに開かれた超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」の会合で、北朝鮮訪問に言及したことが政界を駆け巡った。  二階が拉致被害者を連れて帰って、菅義偉首相を追い落とすと言い出したようだが、しかし、そうは簡単にはいかない。ただ、二階は(北朝鮮に)行くだろう。訪朝のルートはいくらでもある。二階が強いパイプを持つ中国のルートを使っても行けるだろう。それも、菅首相が訪米した時を見計らった隙に訪朝するという話だ。菅首相を蹴落として、自分が総理になりたくなったらしい。麻太郎副総理兼財務相が総理復権を狙う向こうを張っている。こうなると、菅首相もびっくりだろう。とにかく、菅首相の長男の東北新社問題の裏はまだまだヤバイ話がいっぱいある。東北新社は、外資の比率が多いことを誤魔化して衛星放送の申請をしていたことが明らかになり、認可取り消しとなった。それが菅政権を根底から揺るがしているが、いまも水面下で認可取り消しの取り消しに動いているようだ。この話の裏は、かなり大きい。衛星放送は何兆円もの規模の話だけに、業績悪化に苦しんでいた東北新社としても必死だったし、高額接待がバレても、まだ工作・根回しを続けているという。  二階は、菅が東北新社の件で、追い落とされることがわかったので、自分が派手な行動をとって総理の座に就こうとしている。東北新社は外資による出資が20%を超えているため、一度は申請が下りなかった。しかし、そこをなんとか誤魔化して通してほしいということで、贈収賄の接待をして認可を通してもらった。完全に便宜を図ってもらったということだ。当然、菅の息子の接待ということだが、そこには菅自身も同席していたといわれており、その証拠も掴まれているという話だ。さらにいま、外資の比率が公になったことで認可を取り消されたわけだが、それでは会社が潰れるということで、なんとか通してほしいといまも便宜を図ってもらおうと、工作が続いているというから驚きだ。しかし、それもこれも全て見抜かれており、間違いなく菅首相は追い込まれるし、実は、東北新社の問題は根が深く、いま出ていることなどまだ小さな問題なのだ。外資が20%を超えていることの裏には、かなり大きな問題が隠されている。だから、NTTの接待の問題を出して問題の目を反らそうとしているけれども、菅政権のアキレス腱はNTTの接待問題などではない。本丸は、東北新社の衛星放送の許認可ということであり、しかもターゲットは息子ではなく菅首相本人ということだ。だから、破れかぶれの4月解散という話が出てきている。 ◆〔特別情報2〕  二階は、菅がもう持たないということを察知して、停滞している拉致問題を理由に訪朝の声を上げた。二階は総理への復権を狙う麻生太郎を超えて、自分が総理を狙うと言い出した。もともと菅降ろしは、麻生がネタ元で次々と文春にリークしたのが始まりだ。それは同時に菅を総理にした二階潰しでもあった。しかし、ここで二階が一か八か訪朝して、人質を連れて帰れば、流れは一気に二階の思惑通りとなる。ポスト菅として一歩も二歩もリードする。
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