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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

韓国の政治はいまどうなっているのか 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年3月2日第193号 ■   ==============================================================   韓国の政治はいまどうなっているのか   ==============================================================  読者の中には、韓国のメディアに詳しく、韓国の政治に詳しい人がいると思う。  その読者の協力を得て、いま韓国の政治はどうなっているかを知りたいと思う。  私の関心は次の二つだ。  ひとつは韓国政府の慰安婦問題についての急変ぶりだ。  慰安婦問題に関する日韓合意に、韓国世論の反発は日増しに高まっていると報道されている。  それにも拘わらず朴大統領は、国民の理解を得たい、そればかりを繰り返し、みずから積極的に動こうとしない。  ついにきのう3月1日の「3・1独立運動」記念式典においても、日韓合意の正しさを強調し、国民に理解を求めたという。  はたして韓国の野党はこの朴大統領の姿勢に反発しないのか。  なによりも韓国世論は、元慰安婦の声を聞こうとしない朴大統領を許しているのか、である。  もうひとつは韓国政府の北朝鮮に対する強硬姿勢と対米従属ぶりだ。  核兵器保有論が与党内部からも出てきているという。  どこまで本気なのか。そしてそれに対する政治や世論の反対はどこまで強いのか。  日本だったら許されない動きである。  そして米国からの高高度防衛ミサイルシステム導入要求だ。  きょう3月2日の産経新聞が書いている。  北朝鮮に対する安保理制裁決議に中国が応じた代わりに、米国は高高度迎撃ミサイルの韓国配備を断念したのではないか、と韓国内で懸念が高まっているという。  その根拠として、ミサイル配備システムに関する米韓実務者協議が、直前になって米国からキャンセルされたことが挙げられている。  問題は、その延期の理由について韓国政府が本当の事を知らされていないということだ。  ここまで米国に軽く扱われて、韓国の政治や世論は反発しないのだろうか。  朴政権の対米従属を批判しないのか。  もし日本政府がその立場なら私などは真っ先に批判するところだ。  米韓同盟は、韓国では、日本の日米同盟以上に、最重要の政策なのだろうか。  これは私の日頃からの疑問だ。  読者の中で知っている者がいたなら教えて欲しい。  ぜひとも他の読者と共有したいと思う(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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