□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■　天木直人のメールマガジン２０１６年２月１７日１４４号
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　　とどまる事を知らない朴槿恵韓国大統領の対北朝鮮敵視策

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　それにしても朴槿恵韓国大統領の、連日のように報道される対北朝鮮敵視政策はとどまるところを知らないかのごとくだ。

　高高度迎撃ミサイル配備にとどまらず、今度は米国ステルス戦闘機Ｆ２２の飛来や米国原子力潜水艦の受け入れだ。

　米韓合同軍事演習の強化だ。

　１６日の国会演説においては、朴槿恵大統領は、「金正恩政権は暴走している」と言い、「核開発は体制崩壊を促すだけだ」と金正恩書記の政権存亡に言及し、「（核開発を続ければ）より強力で実効的な措置を講じる」と、まるで開戦前夜だ。

　よくもここまで強硬になれるものだ。

　よくもここまで急変できるものだ。

　そして私の最大の関心は、このような朴槿恵大統領の強硬姿勢を、韓国国民はどう受け止めているのか、ということだ。

　韓国野党はどう反応しているのか、ということだ。

　少なくとも日本のメディアは、いま韓国で何か起きているのか、それを教えてくれるものは皆無である（了）

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編集・発行：天木直人

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