□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月19日第945号 ■ ============================================================ 前原に謝罪させられない岡田民主党 ============================================================= 民主党の前原議員が11月14日の読売テレビで公言したらしい。 「共産党はシロアリみたいなもので、協力したら民主党の土台がくずれる」と。 ひとごとながら、ひどい発言だ。 これ以上の共産党に対する侮辱はない。 よくも共産党は黙っているものだ。 よほど国民連合構想の実現に本気なのだろう。 しかし、ここで書くことはそのことではない。 この前原発言に対する民主党の対応だ。 今頃になって、枝野幹事長が共産党に謝罪した。 すなわちきのう18日の記者会見で、山下芳生書記局長と国会内で会って謝罪したことを明らかにしたらしい。 なぜ発言をした前原議員自身が共産党に赴いて謝罪しなのか。 私の見落としかもしれないが、前原議員が発言を撤回したり、謝罪した、などということは聞かない。 これを要するに民主党は党としての謝罪はしていないということだ。 前原議員は謝罪することなど毛頭考えていないに違いない。 岡田・枝野民主党は、前原議員に発言を撤回しろ、謝罪してこい、と言えないのだ。 これが民主党の現状である。 野党共闘が出来ない最大の原因は民主党の分裂状態にある(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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