□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月18日第943号 ■ ============================================================ 新基地建設費六千億円を日本が全額負担する対米従属ぶり ============================================================= いまこそ日本は結束して難問に立ち向かっていかなくてはいけない時に、なぜ安倍政権は日本国民を分断するようなことばかり繰り返すのか。 その典型が辺野古移設の強行である。 ついに政府は沖縄と法廷闘争に入った。 そこまでして辺野古移設を強行する理由がどこにあるというのか。 それを、日本の安全保障のためだとか、沖縄の負担軽減だとか、中国の脅威に対抗するためだとか、理屈で議論しても、もはや堂々めぐりだ。 どんなに問題意識の低い国民でも、感覚的にその不合理さがわかる。 そようなやり方で反対しなければいけない。 それがきょう11月18日に掲載された東京新聞の記事だ。 基地問題に詳しい沖縄国際大学の前泊博盛教授がきのう11月17日、講演でこう述べたという。 辺野古移設は米軍新基地の建設だ。 その米軍新基地の建設費6000億円の全額を、なぜ日本だけが負担しなくてはいけないのか、と。 これはわかりやすい。 増税や社会保障負担増、年金破綻などであえいでいる国民が、この事実を知って怒らなければ、その国民は人間をやめたほうがいい。 辺野古移設反はわかりやすく国民に訴えなければいけない。 それこそがメディアの役割である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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