□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2015年11月11日第921号 ■ ============================================================ 野党協力は選挙協力だけではない。国会質問もだ ============================================================= 閉会中審査の模様を今日の新聞で読んで、安倍政権は高笑いだと思った。 これでは、たとえ臨時国会を開いたとしても同じだ。 安倍政権を追い詰める質問が何一つ行われていない。 何を聞いても、それにまともに返答しない安倍首相が悪いということはできる。 僅か一日の閉会中審議では時間が足りないという理由も、その通りかもしれない。 しかし、一番の理由は、野党が国会質問で共闘していないところだ。 安倍首相を追いつめる問題は山ほどある。 その中で、もっとも安倍首相が答えに窮する問題を絞り、その質問内容を野党間で事前に協議、調整し、党や質問者が異なっても、継続的に一貫して安倍首相を問い詰める。 それを行ったなら、たとえ一日の国会審議でも、安倍首相を追いつめられることができるかもしれないのだ。 ところが、野党の質問はバラバラだ。 まるで質問者が、自らの党、自らの名前を、国民にアピールしているがごときだ。 打倒安倍政権の野党共闘は、参院選に向けての選挙協力だけではない。 まず目の前の国会質問でこそ共闘すべきだ。 それが出来ないようでは、国民連合政権など夢のまた夢に終わってしまう(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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