□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月5日第354号 ■ ============================================================== 安倍首相に解釈改憲は絶対させてはいけない ============================================================== 5月2日の各紙が小さく報じていた。 超党派の国会議員らで作る「新憲法制定議員同盟」(会長:中曽根康弘元首相)が5月1日に都内で大会を開いたと。 私が注目したのは、その大会の決議で「安倍内閣での新憲法制定への歩みは必ずしも進んでいない」と注文を付けたということだ。 その通りである。 憲法9条改正が悲願である安倍首相が、なぜ改憲の案文作りに不熱心なのか。 それは、安倍首相の力量では、改憲の成案をまとめることができないからだ。 その代わり、解釈改憲なら自分の一声でできるというわけだ。 連休明けに急速に進められようとしている集団的自衛権行使の容認も、自分ができるといえばできると言わんばかりに押し切るだろう。 それだけでは終わらない。 5月2日の朝日新聞が一面トップで報じていた。 安倍首相はその政府方針を、内閣の了承を得ることなく、首相個人の見解として押し通すつもりだと。 文字通り「自分がそう決めたからついてこい」ということだ。 閣僚は黙って従うかもしれないけれども、我々国民はそうはいかない。 安倍首相には解釈改憲は絶対に許してはならない。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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