□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月15日第350号 ■ ============================================================== これはもう一つの問題発言ではないか(読者の投稿を共有する) ============================================================== さっそく読者の一人から次のような投稿を頂いた。 外交は、その他の国政と同じように、一握りの政治家や官僚が独占して行なうものではない。国民の叡知を結集して行なうものだ。 私が目指すインターネット政党の政治はまさしくそれを目指すものである。 以下引用 ベトナム在住12年の読者です。小倉さんがおられた1990年代は確かに、ベトナム人、特に年配のベトナム人は嫌韓が強くあったと思います。それを十分知ってか、韓国政府はベトナム人の韓国に対するイメージを変えるため、あの手この手を打ってきました。好かれているのが当たり前と思っている日本政府と異なり、大きな課題に向かい、大変したたかによく計算して今日までイメージを変えるための努力と言っても良いくらい経済、文化面であの手この手をベトナム、ラオス等で打ち続けて来ています。その結果だと思いますが、今はこちらの若い世代は日本より韓国に憧れを抱きつつあります。チェット大統領(国家元首)だったと思いますのが、2000年の中ごろソウルを公式訪問した時に、「あの戦争(ベトナム戦争)には参加すべきではなかった。」と当時の韓国大統領が謝罪とも言える発言をしたことを覚えています。アメリカとの同盟関係にありながら、はっきりとベトナム参戦を間違いだったと言った韓国大統領の発言に驚きと感動すら覚えました。1964年のトンキン湾事件発生時の日本政府の対応は、天木さんも覚えておられると思います。当時の椎名外務大臣は、アメリカからの通知をうのみにし、「アメリカ艦船が北ベトナム艦船から攻撃されたと認識している。」と国会答弁していたと思います。この出来事が、アメリカ軍内でも北ベトナム艦船の砲撃と断定できてはいなかったことが、98年頃ハノイで開かれた当時の米越戦争指揮官たちとの対話で話題になり、マクナマラも認め、悔いとも取れるコメントを残しています。大量破壊兵器がある、との思い込みで始めたイラク戦争。アメリカ政府の情報をうのみに追従した日本政府。この図式が今も続いていることを、日本人に強く訴えて下さい。 引用終わり ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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