□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年1月30日第78号 ■ ============================================================== 原発を止めたい者たちはいまこそ原子力規制委員会を応援すべきだ(続) ============================================================== きょう1月30日の東京新聞「本音のコラム」で文芸評論家の斎藤美奈子と言う人が「科学者の矜持」という見出しで活断層をめぐる原子力規制委員会と電力会社の攻防から目が離せないと次のように書いていた。 規制委員会も一枚岩ではない・・・(電力会社だけでなく政府与党も経済界も)外部は有形無形の圧力をかけてくるだろう。頑張れ、規制委員会。今度こそ科学者の矜持が試されている。 私が始めて目にした原子力規制委員会に対する明確な応援歌だ。 果たしてこのような応援歌が後に続くのか。 それとも少数派で終ってしまうのか。 発売中の週刊プレーボーイ2月11日号に「活断層審査」が骨抜きにされる!という特集記事が連載されている。 そこに書かれている事は、安全神話を再び後押しする御用学者と大手メディアの凄まじいまでの反転攻勢である。 いうまでもなく原子力発電を温存するか廃止の方向に向かうかはこの国の当面の最大の問題である。 原発止めろと外野から叫ぶのは誰でもできるが政府・行政の内部にあって原発再稼動に規制をかけようとすることはどれほど困難であるかは容易に想像できる。 それを一手に担っているのが原子力規制委員会である。 だからこそ私は書き続けるのである。 原子力規制委員会と政府側との攻防から目を離すなと。 原発をなくしたいと思うものは原子力規制委員会を応援すべきだと。 敵を見誤ってはいけない(了)。 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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