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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

輿石幹事長の正体を暴いた週刊現代の衝撃
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年6月4日第431号 ■   ==============================================================   輿石幹事長の正体を暴いた週刊現代の衝撃  ==============================================================  政局激動の予感がするタイミングで今朝(6月4日)発売された週刊 現代6月16日号は、脱原発を心から願い、従ってまた大飯原発再稼動 に踏み切った野田首相の「政治判断」に激しい怒りを覚える者にとって は必読の書だ。  もちろん私もその一人である。  週刊現代はまず「原発再稼動を推進するこれが国会議員のリスト」と 題する特集記事で野田政権の主要閣僚らの責任を鋭く追及する。  私が驚いたのは、それだけでなく民主党を支える労組議員の東電との 癒着ぶりを鋭く糾弾しているところである。その一人が輿石幹事長だ。  これを読むと労組がいかに原発を擁護してきたかがわかる。  「票とカネで政治家は思いのまま」という労組幹部のおごりに読者は 激しい怒りを抱く。  私もその一人だ。  そして週刊現代はさらに「もはやこれまで 野田首相交代へ」という 特集記事で、大飯原発再稼動に踏み切った野田首相こそ、史上稀な陰険 で、姑息な首相であると糾弾する。  私が野田首相に対して抱いてきた感想のとおりだ。  しかし小沢切りに成功しても野田首相は、原発再稼動によって進退 窮まるだろうと、その記事は言う。  すなわち自民党に抱きついても消費税増税成立とはすんなり行かない、 そうなれば総辞職か解散・総選挙だが、自民党に抱きついた時点で国民の 支持はさらに低下する、  つまり追い込まれたのは切られた小沢ではなくむしろ野田首相自身だと 言うのだ。  驚いたのは輿石氏に関する次のくだりだ。  (そんな野田首相に)助け舟を出したのが、輿石幹事長である。解散・ 総選挙になれば幹事長として選挙の陣頭に立たなければならないが大敗 は見えている。そんなことが起きたら政治家人生の有終の美を飾る(参院 議長となる)夢が雲散霧消する。だから「小沢を切らせず、増税法案の 採決もさせず、解散もさせず」という戦略をとっているのだ・・・と。  それが本当ならとんでもない政治家だ。  すべてを先送りするした後に来るのは国民生活のさらなる困窮である。  いずれにしても野田政権を一刻も早く終わらせ、国民のためのあらたな 政治を始めなくてはいけない。                            了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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