□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年5月15日号外 ■ ============================================================== 読者の投稿を共有するー 野外放射線量 ============================================================== メルマガ第378号で野外放射線量の事を書いたとたん多くの読者 から助言が寄せられた。 いずれもその数値を危険視する貴重な助言ばかりだ。 その中でもっとも参考になったものをここに紹介して読者と共有させて 頂きたい。 放射線量の問題はおそらく今の日本で最も深刻でかつ政府が責任放棄 している問題であると思う。 私も小沢復権に関わるとともに放射線量問題にも取り組まなければ ならないということだ。 結構つらい。 以下引用 この378号を読んで、私共が所持しているガイガーカウンターを天木氏 に寄贈したいと思いメールしました。 散歩先の公園の線量が 「毎時0.43マイクロシーベルト」 は異常 に高い数値です。昨年3月28日に新幹線福島駅の駅前広場で計測したとき の数値と同じで驚きました。 また、「毎時0.43マイクロシーベルト」 はチェルノブイリの強制 避難地域の線量と同じレベルだと思います。 単純に積算して 0.43マイクロシーベルト/時×24 で 一日10.32 マイクロシーベルト。 一年間では 10.32マイクロシーベルト/日×365 なので 3766.8マイクロシーベルト になります。 ミリに直すと3.766ミリシーベルトで これは ICRPが定める国際基準 年間1ミリシーベルトの4倍弱の数値です。 外部被曝の積算ですが、これに呼吸や食品、水などの内部被曝線量を合わ せると少なくとも(311直後はもっと高かったはずです)年間8ミリシー ベルト以上の被曝をしていると推測できます。 一般に成人に比べ子どもの被曝ダメージは年令が低いほど強く受けると言わ れています。たとえば、15歳では30歳成人の2倍、10歳では8倍、5歳 では30倍、胎児では1000倍と言われているそうです。 福島事故以前の放射線従事者の年間被曝限度は20ミリシーベルトでした。 上の数値に当てはめると… 15歳では 8×2=16ミリシーベルト 10歳では 8×8=64ミリシーベルト 5歳では 8×30=240ミリシーベルト 胎児では 8×1000=8000ミリシーベルト=8シーベルトになります。 どのくらい危険な状態かご理解いただけますでしょうか? 引用終わり ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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