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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「公明党よ原点に戻れ」と書いた朝日新聞の欺瞞 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年5月27日発行 第367号 ■     ===============================================================   「公明党よ原点に戻れ」と書いた朝日新聞の欺瞞   ===============================================================  朝日新聞5月27日の「記者有論」というコラムにおいて 鬼原民幸と言う記者が書いていた。  公明党の立党精神である「大衆とともに」はどこへ行ったのか、 原発問題をめぐる公明党の対応はおかしくはないか、と。  その要旨はこうだ。  浜岡原発の停止要請を行なった菅首相を公明党はなぜ素直に 評価しなかったのか、それは自公政権約10年間の間になぜ 公明党は浜岡原発をとめようとしなかったのかと批判されかね ないからだ。公明党は今度の原発事故で、これまでの原発推進 から「原子力は過渡的エネルギー」と立場を微妙に変えている。 そんな姑息なことをするぐらいなら立党精神に立ち返って大衆 の声に耳を傾けるべきだ、政局にかまけて菅政権批判を行なう な、と。  これは原発政策に名を借りた公明党の菅政権批判の批判なのだ。  公明党が立党精神に戻れという事はいい。私もそう言ってきた。  しかしそれは原発政策だけではない。  公明党がもっと矛盾していたのはあのイラク戦争を支持したこと だ。平和を売り物にする公明党がどうして米国の戦争を支持できる のか。私は当時公明党をそう言って批判した。  ところが米国に追従する朝日はイラク戦争を支持する小泉政権を 批判しなかった。その小泉政権と連立を組んだ公明党に対して立党 の精神のたち返れ、とは一言も言わなかった。  ご都合主義はどちらだ。  つまらない朝日の論説である。                      了

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