… … …(記事全文6,448文字)肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)の感染者が増えているそうです。
マイコプラズマ肺炎の患者数 5週連続で過去最多更新(11月5日付記事)
冒頭を引用します。
「発熱や長引くせきといった症状が特徴で、子どもが感染することの多いマイコプラズマ肺炎の流行が続いていて、先月27日までに全国の医療機関から報告された患者数は1医療機関当たり2.49人と、5週連続で過去最多を更新しました。マイコプラズマ肺炎は子どもに多い細菌性の感染症で、飛まつや接触で広がり、感染すると発熱や全身のけん怠感、頭痛、せきといった症状が見られます。」
引用は以上です。
紛らわしいことに、上記引用の記事に「マイコプラズマ肺炎の患者数」とあるのは、指定届出機関から報告された「マイコプラズマ肺炎の起炎菌(Mycoplasma pneumoniae)の感染者数」ということです。
マイコプラズマ肺炎は周期的に大きな流行を繰り返すことが知られていますが、国立感染症研究所が開示しているデータをみると、新型コロナウイルス感染症が国内で発生した2020年から今年までに報告された感染者数が少なかったことがわかります。
今日はマイコプラズマについての基礎知識をお届けしようと思います。
マイコプラズマの基礎知識
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