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最近のニュースを見ていると、世界が急に温度を上げ始めたような感覚を覚える。象徴的なのが、トクリュウ事件をめぐる加熱報道と、中国の軍事・情報行動の急速なエスカレーションだ。
これらは一見まったく別の領域の出来事だが、「ある一つの構造」でつながっている。今日は、その“共通して流れる熱源”について整理しておきたい。
■ トクリュウ事件(闇バイト)――語られない「共犯化の構造」
今回の事件は、個別の凶悪犯罪として語られがちだが、核心にはSNS時代特有の“共犯化の回路”がある。
首都圏を中心に相次いだ18件の闇バイト強盗事件。 「トクリュウ=特定流動化」と呼ばれる犯罪者側の手法です。 アプリのアカウント名を次々に変更し、端末も使い捨てる。指示役と実行役の関係が非常に希薄。そんな事件
今回、警視庁は指示役とされる4人を逮捕しました。
報道は指示役に集中するでしょうから、私が気になっているのは、“巻き込まれ型の実行犯”の存在です。
📚巻き込まれ実行犯はどんな人たちか📚
犯罪心理学、司法精神医学、世界的な研究で共通していること。
闇バイト実行犯の多くは、いわゆる“凶悪犯”ではありません。 次のような脆弱性を抱えた層が圧倒的に多い。
