… … …(記事全文3,193文字)
コメ不足の真相を推測する~怪しい外務省~
以前、『コメ不足は今後も続く。真の原因とは?政府の対策は?個人ができる対策とは?』という記事を書いたが、ここで書いたことが現実になりつつある。詳細はこの記事に譲るが、簡単にこの記事で指摘した事を述べると、『米価高騰は政府は意図的に外国産米を買わせるために仕組んだことではないか?』という点が、まず挙げられる。コメが高騰し、今も2倍ほどの価格であるにも関わらず、政府の対応は非常に遅い。まして選挙が迫っているにも関わらずである。そして、やっと5月7日になって石破総理は、小野寺五典議員に物価高対策を指示した。
非常に不思議な人選だった。
小野寺五典議員は、外交族であり、外務副大臣や防衛大臣の経験はあるが、食料や経済問題に関しては門外漢である。小野寺氏は『備蓄米放出に取り組み始めたにも関わらず、備蓄米が市場に出回らずに高値が継続していることから、制度に基本的な問題があると考えられます。週明けから見直しの検討に取り組みます。』とポストしているが、この対応のスピードも非常に遅い。石破が指示したのは7日なのに、小野寺議員は11日にポストしている。議員も予定はあっただろうし、人選に時間がかかった可能性もあるから、すぐに対応できない事は考えられるが、それにしても、『休み明けから検討を開始する』とも書いており、危機意識が感じられない。そして16日になった今も、その後、何の回答も無い。この辺りの流れを見ていると、真正面からコメの価格に対応しようとする意志が感じられないのだ。
しかも指名された担当者は、外交族。
さらに、外務大臣の岩屋は、コメ不足が続く3月に日本産米を中国へ輸出できるよう要請している。
一方、石破は…
ここより先は会員登録が必要です。月・水・金に配信中です。(現在、平日毎日更新中)
そのため、1記事20円程度になります。
なお、今後、値上げの可能性がありますが、値上げした場合も、ご登録者は、登録時の価格が維持されますのでご安心ください。
ご購読を、心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。m(__)m