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JFK機密文書内の興味深い文書(翻訳無料公開及び仮説の提唱)
あくまでも数十ページだけ読んだ上での推察になる。数十ページの中から重要と思われる4つのファイルを抜き出し翻訳した。
これらの、それぞれのファイルに関し、簡単なコメントを付けた上で最後にケネディ暗殺の真相に関して仮説を展開したい。
資料は長いので、忙しい方は各資料の下にある私のコメントと最後の仮説だけ読むのもアリだろう。資料1:ソ連は知っていた
これは手書きの手紙を打ち直したものである。
1963年8月9日、ブルガリアのソフィアにてワシレフ領事は、この情報を米国政府に伝えるよう私に命じました。ソビエト連邦大使館の領事であるワシレフ氏から、1963年8月14日、リー・ハーヴェイ・オズワルド氏に関するこの情報を私にくれた。ベセラ・アセノバ夫人(ロシア領事の女友達)が私の部屋に来て、こう繰り返した。『リー・ハーヴェイ・オズワルド氏は暗殺者です。彼はケネディ大統領を殺すでしょう』
1963年8月15日、ブルガリアのソフィアの空港で大使館の車の中で、私はアメリカ副領事のブラックシャイア氏に、リー・ハーヴェイ・オズワルド氏が暗殺者であると伝えました。
『彼は武器を持っているか、武器を注文しています。』と伝えた。ブラックシャイア氏は、彼は誰かを殺すようだねと言いました。私は、リー・H・オズワルド氏が大統領を殺害する準備をしていると言いました。ブラックシャー氏は、それはどこで起こるのかと聞いたので、私は、彼ら(右翼)は大統領を招待し、新聞で彼を批判し、そして殺すだろう、と言いました。ブラックシャー氏はその電報を国務省に渡すと言った。私に報告する住所を教えてくれた。
1963年8月19日午前9時、私はワシントンD.C.のキッピンガン国務省特別参事官サービス局長に会いに行った。私は局長に、ケネディ大統領に関する情報があることを告げた。
局長は、ケネディ大統領の名前は出さず、質問にだけ答えろと言った。-局長は、ではリー・ハーヴェイ・オズワルド氏はどうなるのか教えてくれと言った。
私は、リー・H・オズワルド氏はケネディを殺した後に殺されるだろうと言った。
この国で他に誰が殺されるのか?と聞かれたので、私は聞いた通り、マーティン・ルーサー・キング牧師だと言った。誰がキング牧師を殺すのか?と聞かれたので、私は、今、刑務所にいる男だと言った。(ジェームズ・アール・レイ氏は当時刑務所にいた)
局長は暗殺がどこで行われるのかと尋ねたので、私はテキサス州のダラスだと答えた。局長は、もし誰かがこの情報をここで話したら、私はその人物を追放すると言った。そして局長は麻酔ガスで私を眠らせ、F.B.I.の捜査官を呼んだ。
私はリー・ハーヴェイ・オズワルド氏が 武器を持っていることを国務省長官に話した。彼に会ってこいと局長は私に言った。お前も武器を持っていけ。オズワルドが武器を持ってたらどうするんだ?と彼は言った。
暗殺に関する特別委員会から、1977年初めに大使館に手紙を書くように言われた。
髙安コメント
この供述が正しいとなるとソ連は事前にオズワルドによるケネディ暗殺を知っていた事になる。なぜか?これは大きなヒントとなる。
資料2:謎の死を遂げたアンダーヒル氏に関する機密ファイル
「暗殺事件の翌日、ゲイリー・アンダーヒルはワシントンを急いで立ち去った。夜遅く、彼はニュージャージー州の友人宅に姿を現した。彼はひどく動揺していた。
CIA内の小さな一派が暗殺を企てたのだと暗殺の黒幕はCIA内の小さなグループだと打ち明け、自分の命が心配で、おそらくは国外に脱出しなければならないだろうと語った。それから6か月も経たないうちに、アンダーヒルはワシントンのアパートで銃殺体となって発見された
ワシントンのアパートで射殺体となって発見された。検視官は自殺と断定した。
J.ギャレット・アンダーヒルは、第二次世界大戦中、諜報員として活動し、限定戦争と小型武器の権威として知られていた。
軍事問題の研究者であり、作家でもあった彼はペンタゴン高官の多くと親交があった。また、多数のCIA高官とも親密な関係にあった。彼は特別な任務を遂行するCIAの「部外者」の一人であった。
かつては、武器ブローカーであるインターアームコ社のサミュエル・カミングスの友人でもあった。
同社の顧客にはCIAも含まれており、皮肉なことに、シカゴのクライン・スポーティング・グッズも含まれていた。
オズワルドがカルカーノ銃を購入したとされる場所である。アンダーヒル氏が訪ねた友人たちは、彼がシラフだったと言っているが、震えていたとも言う。
ケネディ殺害は、 銃、 麻薬、 その他の禁制品の密輸で儲かる詐欺を働き、 政治的陰謀を操って自分たちの目的を果たしていたCIAの一派のせいだと言っている。
友人たちはアンダーヒル氏を常に完全に理性的で客観的だと認識していたが、最初は彼の話を真剣に受け止めなかった。理由は、CIAにマフィアと同じくらい冷酷で、さらに有能で腐敗した分子が潜んでいるとは信じられなかったからという。
アンダーヒル氏の死を自殺と断定した結論は、決して説得力のあるものではない。
彼の遺体は、執筆協力者の共著者である『ニュー・リパブリック』のアッシャー・ブライネスによって発見された。
彼は左後部から撃たれており、自動拳銃が左脇の下に落ちていた。
ブライネスは、アンダーヒルは右利きだったのだから奇妙だと言う。
ブライネスは、拳銃には消音装置が取り付けられておりアパートの住人は銃声を聞いた事を思い出せなかったと考えている。髙安コメント
この供述が真実なら、少なくともCIAの一部が関与していた事を意味する。
アンダーヒルが亡くなった事も、その死に疑いがある事も事実である事も事実であり、彼が殺されるほどの情報を掴んでいた事も少なくとも事実だろう。
資料3:オズワルド
ニコノフはリー・ハーヴェイ(オズワルド)がKGBのエージェントだったかどうかを判断するために、X53_のファイルを個人的に調査しました。私はオズワルドに関する5冊の厚いファイルを調査しました。
ニコノフは、現在、オズワルドがKGBに支配されたエージェントではなかったと確信しています。ファイル内のオズワルドの説明から、彼は誰かがオズワルドをコントロールすることができると疑ったが、ソ連にいる間、KGBが彼を常に注意深く監視していたことに気付きました。
彼は、オズワルドはソ連の妻と険悪な関係にあり、妻はしきりにオズワルドに馬乗りになっていたとコメントした。ファイルはまた、オズワルドがUSSRで標的射撃に挑戦したとき、射撃が下手であったと表している。
高安コメント
オズワルドは、ソ連側の工作員ではなかったが、ソ連は彼を利用する事が可能だった事を意味する。
さて、ここから自説を展開したい。まだ全ファイルの内の数十ページ分しか読んでいないため、これが完全なる真実と言う事はできないし、そもそも資料の全てが真実とも言えないが、仮にこれらの資料が真実だと仮定して話を進めたい。
ケネディ暗殺事件の真相とは?
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