… … …(記事全文4,757文字)この年末12月26日に、私の新刊『コロナワクチン 私たちは騙された』(宝島社新書)が出る。コロナワクチンによって私たちがされたことを忘れないために、そして今後も起こり得る接種強要の嵐を阻止するために、およそ1ヵ月の執筆期間で渾身の力を込めて書いた。一人でも多くの人に読んでいただきたい。目次は次の通り。
はじめに─ノーベル賞の深い闇
第1章 前代未聞の薬害が起こっている
第2章 有名人の「体調不良」はなぜ増えたのか
第3章 政府と専門家の「言い訳」
第4章 医師もワクチンの接種をやめている
第5章 〝危険な〟mRNAワクチンへの大転換が始まる
第6章 新型コロナ「人工ウイルス説」とパンデミック条約
おわりに―未知の医薬品に二度と飛びつくな
もうコロナワクチンは「オワコン」(終わったコンテンツ=ユーザーに飽きられ、見捨てられてしまったこと)だと感じている人が多いかもしれない。だが、人々の関心が薄れているうちに、権力者や製薬業界は「次の企て」の準備を着々と進めている。
それに抵抗するためには、現在進行形で何が起こっているかを知り、今のうちから備えておくことが重要だ。とくに、打ってしまった人たちにコロナワクチンの「不都合な事実」を知ってもらい、「もう打ちたくない」という人を圧倒的多数派にしていかなくてはならない。だからこそ、もうすでに気づいている人たちだけでなく、まだ気づいていない人たちにも、本書を読んでほしい──その願いを込め、担当編集者と相談して「私たちは騙された」というタイトルをつけた。
その本書の中で、試みたことの一つが、「予防接種健康被害救済制度」で認定された「死亡事例」の分析だ。2023年11月24日までの認定分377例について、どのような死因が多かったのかをまとめてみた。なお、一部に複数の死因が書かれた症例があるが、その場合は、直接の死因となったと推察される疾患名を採用した。
その結果、わかったのが、とにかく心臓と血管の病気で亡くなっている人が多いことだ。377例のうち、心血管系の疾患が死因となった人が、全体の4割以上の43.8%(165例)を占めていた。なかでもとくに多かったのが「心筋梗塞」と「心不全」で、心血管疾患のうちのそれぞれ26.1%(各43例)だった。3番目が「不整脈(心室細動等含む)」で12.7%(21例)、以下「心筋炎」7.9%(13例)、「大動脈解離」6.7%(11例)などとなっていた。
それらに関連している可能性があるが、他に原因が記載されず「突然死」とされている症例が全体の22.3%(84例)もあった。「心臓突然死」(7例)とされた症例も合わせると、全体の4分の1(24.1%、91例)にもなる。突然死の多くが心停止や大出血などによるものと考えられるので、コロナワクチンによって心臓や大血管にダメージを負った人が多かったのではないだろうか。それにしても、コロナワクチン接種後に突然死した人が、こんなにも多いのかと驚いた。
X(ツイッター)では言えない本音
鳥集徹(ジャーナリスト)