… … …(記事全文3,397文字)フジメディアホールディングス(FMH)の株式を7.2%保有し、アクティビスト(物言う株主)として知られる米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が次の取締役候補として挙げた北尾吉孝氏(「SBIホールディングス」会長兼社長)が4月17日、記者会見を開きました。北尾氏は一時間以上、フジテレビ改革の構想について語りつづけました。まるで新たな事業を立ち上げる時のような熱っぽさと強い意志を感じさせました。北尾氏とはどんな人物なのか、果たしてこれからフジをどう改革しようとしているのでしょうか。
3月31日に発表された中居正弘事件をはじめとするフジの不祥事に関する「第三者委員会」の報告内容があまりにヒドかったのでスポンサーはほとんど戻ってきていません。しかしFMHの株価は年初以来、なぜか爆上がりしています。これはなぜなのでしょうか。
6月の株主総会に向けていよいよ具体化してきたFMHのこれからについて、深堀りしていきます。