… … …(記事全文4,704文字)◆短編映画「緑なき島」のフィルムは捏造されていた⁉
日本が戦争中に朝鮮人を強制連行し、炭鉱で過酷な労働をさせていた証拠として韓国メディアが流していたNHK制作の短編映画「緑なき島」(1955年11月17日放映)の問題のシーンは捏造されたものだということをようやくNHK幹部が認めました。6月19日、自由民主党の外交部会「日本の名誉と信頼を確立するための特命委員会」でNHKの山名専務理事が「緑なき島のフィルムは放映と同じ年の昭和30年製だった」と説明。韓国の反日工作にNHKが加担していたことが判明しました。山名氏によれば「2010年に韓国の公営放送KBSに緑なき島を提供し、その後、韓国のメディアが無断で使用している」というのですが、無断で使用しているのならなぜ抗議しなかったのでしょうか。抗議しないということは反日工作に加担していたということです。
「緑なき島」は長崎県端島(はしま)を取り上げたドキュメンタリーです。端島は島の形がまるで軍艦のようなので「軍艦島」と呼ばれていました。今でも当時の建物が残っていますが、当時はまだ珍しかったテレビもあり、学校もあって島民は島の近代的な暮らしを楽しんでいました。ところが「緑なき島」の中に作業員がふんどし一丁で狭く、暗い坑道を這いつくばるようにして進むシーンがあります。以前から元島民の「上半身、裸で作業するなんておかしい。作業員のかぶるヘルメットの形も色も違う。検証してほしい」という声がありました。しかしNHKは島民と会うこともなく、国会で追及されても前田前会長は「島民とは直接、会わないように代理人から言われています」などとはぐらかして来ました。