… … …(記事全文4,655文字)■いくつもの政変
トルコという国は、第二次大戦後、何度も大きな政治的事件と変化を経験している。そのなかで、クーデタによって政党政治が止められた時期を除けば、一貫して、民主化の歩みを続けてきた。
そして、ヨーロッパ諸国はトルコの「進歩」を認めようとしない。四十年もヨーロッパとこの国の関係を見てきたゆえにわかることだが、もういい加減、教師面をして民主主義や法の支配の説教を垂れるのはやめた方がいい。
西欧諸国は、説教ばかりで、中東の紛争も内戦も人道危機も何一つ止められなかったからである。
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