… … …(記事全文4,707文字)6月6-9日、EUの議会にあたるヨーロッパ議会の選挙が行われた。
きょうはその結果とEUの将来を、大新聞などの報道とは違う視点から考える。
多くのマスコミは、今回の選挙結果を「極右の台頭」で特徴づけている。
実際には、ヨーロッパ議会全体で見れば中道右派が多数を占めていて、中道左派とリベラルを合わせれば安定多数なので、極右に乗っ取られるような結果ではない。
にもかかわらず、極右の台頭が騒がれたのは、フランスで、マリーヌ・ルペンの国民連合がマクロン大統領の与党連合にダブルスコアで圧勝したからである。
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