… … …(記事全文3,018文字)中国の習近平国家主席に深刻な異変が生じているとの観測が、国際社会で急速に広がっています。5月中旬、習近平氏は公の場から約14日間も姿を消し、中国国内の官製メディアも沈黙を保ちました。健康不安説に加え、党内権力闘争の激化が背景にあるとの見方が強まっています。元人民日報論説委員の羅昌平氏によると、習近平の指導力に対する不満は軍部・党内ともに拡大しており、もはや「裸の王様」状態に近づいているとのことです。
事実、ロケット軍や戦略支援部隊といった軍中枢においても、粛清が相次いでいます。2023年にはロケット軍トップの李玉超中将や、国防相であった李尚福氏が突然解任され、後任も長く空席となりました。特に李尚福氏は米国による制裁対象でありながら、習近平が起用した人物です。こうした側近の粛清は、軍部と習近平の信頼関係が破綻しつつあることを物語っています。
また、
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン