… … …(記事全文4,229文字)「米は買ったことがない。うちには売るほどある」
事実上更迭された江藤農水相の無神経さには呆れましたが、彼もまた一般社会人経験が全くない世襲議員でした。発言の間抜けさもさることながら、最大の問題は半年間も無為無策だったことです。長期に渡って無能ぶりを発揮した上でのお馬鹿発言に情状酌量の余地はありません。
そして、その後任がよりによって小泉進次郎。これまた有名な無能世襲議員です。父親の純一郎は郵政をアメリカに売り渡した売国奴。祖父の純也は都市大空襲で100万人の日本人一般市民を虐殺したカーティス・ルメイに勲章を与えた売国奴。進次郎は農林中金とJA共済を売り渡すのではないかと噂されていますが、就任早々、随意契約で大量の米を直接小売店に卸すと発言しているようです。しかし、江藤も小泉も、問題の本質を理解しているのでしょうか?はなはだ怪しいと言わざるを得ません。
現在のコメ市場の異例の混乱の原因として、昨年の猛暑の影響で「白未熟粒(しらみじゅくりゅう)」が多発したことや、長年の減反政策による「供給不足」が表面的には報じられておりますが、実態はそれほど単純ではありません。問題の本質は、備蓄体制の構造的欠陥と、農政に国家戦略が欠落しているという事実にあります。それらのポイントを掘り下げ、解決策を提示したいと思います。
◆ 高温障害と減反政策が招いた構造的リスク
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