… … …(記事全文3,050文字)流動的な物事を能動的に洞察して、将来の危機を察知して回避する行動をとるには、高度な情報収集能力と分析能力(インテリジェンス・リタラシー)が必要とされます。また、行動をとる為の決断力が必要となります。ですから、非常に難しく、大抵は壊滅的なダメージを被ってからやり直すことになります。
アメリカが対日開戦を決意し、準備を開始したのは1897年、つまり、19世紀末でした。翌年にはハワイ王国が間接侵略と武力行使の果てに併合され、第一次大戦後の1920年にはフランス留学中の東久邇宮がクレマンソー元首相から「アメリカが次にターゲットにするのは日本だ」と忠告されています。それでも日本は、中国大陸で泥沼に嵌りながら太平洋でアメリカに開戦するという、最悪の自滅的な道を辿りました。
今回はどうなるでしょうか?まず、読者の皆さんに知っておいて頂きたいのは、日本はほとんど時間切れ状態だということです。
メディアはほとんど触れていませんが、先般インタビューを行った某国現役諜報部員のジェームズ斎藤さんによれば、3月5日から11日まで北京の人民大会堂で開催された全人代(全国人民代表大会)では、景気対策や経済成長率目標の他に、台湾侵攻を2027年までに行う為に軍事力を強化することが確認されました。
【特別対談】トランプ政権の真意と日本への影響を現役の某国諜報部員が徹底解説! 真実への階段 The Stairway to Truth ゲスト ジェームズ斉藤
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