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山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

亡国の日本外交。日本企業幹部が拘束された本当の理由は?

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/20230404000303107490 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 韓国の尹大統領の「応募工問題に対する解決案」を嬉々として受け入れた岸田首相には心底呆れましたが、今度は林芳正外相が念願の中国訪問を果たしました。 北京共同は次のように報じています。(令和5年4月2日) 林芳正外相は2日、中国北京市で3月に就任した李強首相と面会した。習近平国家主席に次ぐ中国共産党ナンバー2で、首相になってから日本の閣僚が会うのは初めて。李氏は日本との経済協力のレベルを引き上げることに意欲を表明した。林氏は経済交流と国民交流を両政府が後押しすることが重要だと伝達。中国当局による日本人男性拘束に抗議した上で早期解放を求めた。  中国は新型コロナの影響で低迷した経済を再建するため、日本の投資を呼び込みたい考え。だが日系企業は邦人拘束で中国事業に慎重になっており、林氏は「日本人や企業が中国で安心して活動できる環境が極めて重要だ」と李氏に伝えた。 やはり、日本という国は国民の命を大切にしない国なのだと改めて感じざるを得ません。本来ならば、容疑も不明確なままに日本国民が拘束されたならば、国交を断絶する覚悟で対峙しなければならないはずですが、日本政府は「返してくれ」というばかりで何もしません。私の記憶では、日本政府がそれなりに頑張って取り返したのは、北海道大学の教授が拘束されたときぐらいです。 習近平政権は昨年末、2014年に制定した「反スパイ法」を大幅に拡充した改正案を発表し「スパイ行為」の対象として、これまでの「国家機密」に加え、「そのほかの国家安全と利益に関係する文書、データ、資料、物品」の提供も対象とするとしました。しかし、国家の安全と利益の定義はありません。
… … …(記事全文3,754文字)
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