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山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

総選挙終了。勝利でも変わらぬ危機の構造。ついに河野太郎氏にブロックされる!

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/2021110200215486864 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// 衆議院総選挙が終わりました。自民党の大幅議席減と、立憲民主党の議席増が予想されていましたが、終わってみれば自民党の議席減は15に留まった一方で立憲民主党は14も議席を減らしました。つくづく主流メディアの予想は当てになりません。願望が入っているからでしょうか? 岸田首相は胸をなでおろしたことでしょう。単独過半数を超えて絶対安定多数を確保したのですから、期待以上の勝利だと言っても過言ではありません。 しかし、安定多数が取れたから意味のある政治ができるとは限りません。安倍首相の下で圧倒的強さを発揮したにも拘らず、迷走感は否めませんでした。その理由は複数あります。 コメントを求められると、私は以下のように答えています。 1.続く公明党との連立 単独で絶対安定多数を確保したにも拘らず、自民等のブレーキ役を自認する公明党との連立を維持する時点で、自民党は自らに足かせを付けるのに等しいと言えます。公明党との連立にフラストレーションを感じる人も多いと思いますが、同時に、公明党の支援を受けないと当選できない自民党議員が沢山いるのだから仕方がない、との指摘があります。それは本当のことですが、自民党が真剣に自公連立を解消する決意を固めない限り、日本は戦後最大の国難を乗り切ることはできないでしょう。 中国専門家の遠藤誉さんが「中国は自公政権の存続を歓迎している。なぜなら、公明党を使って親中に導けるから」と指摘しています。まさにその通りでしょう。安倍政権が8年もやって憲法改正ができなかった大きな理由のひとつが公明党との連立です。菅政権では対中非難決議もできませんでした。公明党と組んでいる限り、自民党に真の勝利はありません。
… … …(記事全文4,130文字)
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