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山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ!

山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)

山岡鉄秀

G7閉幕 最後の調停官島田久仁彦さんの問いに答える 日本の選択肢は何か?

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00194/2021061418324981324 //////////////////////////////////////////////////////////////// 山岡鉄秀の対外情報戦で勝ち抜けろ! https://foomii.com/00194 //////////////////////////////////////////////////////////////// イギリスのコーンウォールで開催されていたG7(先進7カ国首脳会議)は6月13日、史上初めて「台湾海峡の平和と安定の重要性」を首脳声明に含めて閉幕しました。自由民主主義陣営として、迫りくる中国の脅威に対抗する意思を明確にしました。 この「台湾明記」の動きを元国連紛争調停官として知られる島田久仁彦さんは、自身のメルマガで中国との全面衝突を不可避にする大バクチと評し、読者に「いろいろとご意見があると思いますが、皆さんはどうお考えになりますか?」と問いかけています。そこで、私も一読者として島田さんの分析と解説に私なりの意見を申し述べたいと思います。 まず、島田さんの論説のポイントをまとめてみましょう。 国際情勢はやはり米欧と中国との間で激化するメンツのぶつかり合いに行方を左右される。 首脳合意文書への台湾明記は中国がもくろむ台湾併合をG7が一体となって阻止するという、中国との徹底的な対決姿勢をサミットレベルで明記することを意味し、中国への宣戦布告とも受け取れる。 中国の猛反発が予想され、これはG7諸国にとっての外交・安全保障上の大博打だと言える。
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